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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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荻窪の「ねいろ屋」でSAKURAバターミルク。

荻窪に来たらセットで定番のねいろ屋さんのかき氷もいただいていくことに。
 
平日だったこの日は、「かき氷のみ」の注文が可能な15時にお店へ。
 
到着時は空いていましたが、時間ちょうどを狙っていらっしゃるお客さんが多かったよう。
 
ひと通りメニューを確認して、狙ってきた季節ものをお願いしました。
 
SAKURAバターミルク(1000円)。
 
淡く儚くも目に鮮やかな桜色。
想像以上に"いい色"でちょっと驚きました。
 
器や受け皿も同系色で揃えるこだわり。
 
この辺りも抜かりなしです。
 
甘いミルク氷に、塩気のある桜シロップ。
 
仕上げに桜の葉の入ったバターソースをかけてあります。
 
ねっとりした食感のバターソースが面白いですね。
 
かき氷にバターソースというのがそもそも初めての経験でしたが、こんな仕上がりになるとは。
 
バターソースがキラキラと反射して、ライトアップされた夜桜のような趣きにも。
 
花開いてから散るまでがあっという間なことで日本人の心を捉える桜同様、
かき氷ものんびりしていると融けてしまいますから、さっそく食べ始めます!
 
さーっと融けながらキラキラと輝きを放つような天然氷の散り際。
塩気と甘みの幅のある味わいが、春の嵐に舞い上がる満開の花吹雪を思わせる華やかな情景を思わせます。
 
一方"塩気"を感じるものの"桜"の香りとしては弱かったかも。
バターソースも面白くはありますが、やはり温度のせいかバターの香り良さのようなものは感じられないのですよね。
 
目に鮮やか、面白い1品ではありましたが、やはりねいろ屋さんではフルーツ系をいただくのが間違いなさそうだと改めて実感しました。
とはいえ、季節メニューは1回は試したくなってしまいますね。
今後も悩ましい場面が多くなりそうです。

荻窪の「吉田カレー」でカレー(辛口)(豚、W焼きチーズ)。

ふらふら散歩しながら荻窪へ。
 
随分春が間近に感じられる陽気だったこの日、火照った身体をさらに仕上げに(?)吉田カレーさんへ。
 
注文は決めてあったのでサラサラとお願いしました。
 
今回は完成までの工程を見るのもワクワクするトッピングをお願いしたので、いつも以上にご主人の手元へ注目してながら待ちました。
 
カレー(辛口)豚、W焼きチーズトッピング(1250円)。
 
はい、ご覧いただいてお分かりかもしれませんが、今回の注目は何と言ってもW焼きチーズ。
一般的にはメイントッピングになる"豚"を、印象の面でも物理的な面でもチーズが飲み込んでいますね。
 
「WにはWを・・・」というわけではないと思いますが、バーナーもダブル。
ご主人が二刀流で2倍の量のチーズに焼きを入れている光景は、いやが上にもテンションが上がりました。
 
開票速報と同時に当確が出たくらいのスピード感で勝利を確信です。
 
こんなに興奮する水面は、コレか沖縄の海か・・・といったところ。
 
そして忘れてはいけないのが、このギラギラと太陽を照り返すチーズの下には絶品の"吉田カレー"という海が。
さらに海底には"豚"という財宝が眠っているという伝説付き。
 
もう潜るしかありません!もう飛び込むしかありません!
 
待ったなし!いざアツアツのうちに!
 
実は以前にも1度焼きチーズトッピングをお願いしましたが、その際はカレーを甘口にしたのでちょっとマイルドすぎてしまった記憶があったのですよ。
 
というわけで今回は辛口でお願いしました。
果たして吉と出るでしょうか・・・?
 
ここまで豚が見えていないので念のため確認しておきますと。
 
横長のお皿の右端から・・・
 
左端まで届いています。
今回はまさかの脇役に回り気味ですが、豚も肉厚でねっとりコラーゲン質を豊富に含んでボリューム満点なのですよ。
 
トッピングが魅力的すぎるこの1皿ですが、まずはシンプルにカレーだけすくって味見しましょう。
カレーだけ・・・カレーだけを・・・あれ・・・えっと・・・
 
 
チーズを避けきれず・・・!
どこを切り取っても「はい!チーズ!」と言わんばかりにチーズがフレームイン。
 
諦めてこのままパクリ!
 
・・・ドッローン~デローン~。
辛口の刺激的な痛覚の後を追って、傷口にふたをするような濃厚なコク、落ち着いたところで吉田カレーさん特有のフルーツの甘い香りが吹き抜けていきます。
 
続いて、"豚だけ"をすくって味わってみましょう!
"豚だけ"をね!
 
 
はい!チーズ!
 
豚のコラーゲンととろけたチーズが、口の中で"ハモる"ような絶妙な二重奏。
見た目では完全に飲み込まれていた豚も、味の勝負になれば負けていません。
 
ちょっと食べにくさを感じるほどのチーズの量ですが、逆にその"イベント"感も加わってとても楽しんでいただくことができました。
味だけで正直に評価するなら、吉田カレーさんの魅力を若干"邪魔している"と言ってしまっていいと思いますが、
"美味しい"と甲乙つけがたい"楽しさ"という新ジャンルで満足感のある1皿でした。
 
めちゃめちゃ楽しかったです。
食べ終わったときは「次は普通にカレーを味わおう」と思っていましたが、
少し経った今、またこれを食べたくなってしまっている自分に「人間の弱さ」を感じている今日この頃です。

築地の「高はし」で平日限定刺身盛り合わせ。

続いて高はしさんへ移動。
 
もともとこの日は高はしさんの平日限定メニューをいただこうと決めて来たのですよ。
 
※こちらは4月10日のメニューです。
 
念のためメニューを確認して、初志貫徹の注文。
お話しながらしばし待ちまして・・・
 
平日限定刺身盛り合わせ(1000円)。
 
土曜の刺身盛り合わせ(上)(2000円)はいただいたことがありますが、平日限定のこちらはまだ未食だったのですよね。
 
朝ごはんには贅沢すぎる1皿です。
 
ラインナップはまぐろ、トリ貝、ひらまさ。
さてさて、どこからいただきましょ!
 
まずは季節の新物・トリ貝。
なかなかの大判。
 
ふにふにとやわらかな歯応え、塩気と磯の香りがバランスよし。
 
ひらまさは腹身かと思いましたが、ゴリゴリの歯応え。
 
水っぽさはなく、旨みがさわやか。
 
まぐろはしっかり脂の乗った中トロ。
この日はインドマグロだったと思いますが、とても旨みが強くて香りも抜群。
 
個人的にインドマグロが好みにハマることが多いのですけど、この日も凄まじく幸せな気持ちになりました。
 
また平日に伺えるときはぜひぜひ注文したい1皿でした。
ごちそうさまでした!

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