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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「やじ満」で冷やし担々麺。

8月5日(土)、この夏4つの新メニューが登場した築地・場内のやじ満さんへ。
 
やや混み気味でしたが、席は空いていたので待たずに席に着けました。
 
やじ満さんは空いている時間もありますが、河岸で働くお客さんが多いので朝イチから混むときは混むのですよね。
 
冷やし担々麺(1200円)。
「さっぱり スッキリ ピリリと辛い サラダ仕立て」とのご説明。
 
本当は麺なしでお願いしたかったのですが、お店の方と相談して、味のバランスを考えて"麺少なめ"で。
 
ベビーリーフにミニトマトが盛り付けてあるのが、サラダ仕立て。
これは味や食感はさておいて、野菜を摂れるから嬉しいところ。
 
ナッツは、最初はカシューナッツかと思っていましたが大きめのを食べたら落花生でしたね。
細かく砕かれているのはカシューナッツだったのかな?
 
肉あんはピリ辛。
胡麻と胡椒で香りよい仕上がりになっています。
 
これを全体に絡めるところも醍醐味の1つかと思うのですが、さほど量がないので計画的に食べ進める必要があります。
 
タレはシャバシャバ。
 
タレ自体はそれほど味が強くないのですが、仕上げにかけられたラー油がしっかり辛いのでインパクトがあります。
 
というわけでワッシャワッシャ混ぜまして。
 
塩気と辣な辛みはしっかりしていますが、胡麻の香りは大分薄まってしまう印象。
軽くさっぱり食べられる味わいでした。
 
途中山椒を出していただきまして。
 
もやしおいしい。
 
当初は麺なし、山盛りのもやしでいただきたかったところなのですが、それだと水っぽくなってしまうという判断だったのかな。
ムシャムシャ食べ進めて、あっという間にごちそうさまでした!
 
やじ満さんは場内の貴重な食物繊維源!またよろしくお願いします―!

築地の「KOTOBUKIフーズ」でシャウルス。

日中暑くなる季節はやわらかいチーズの持ち運びに不向き。
ということで最近はハード系中心に買うことが多くなっています。
 
しかし先日は、初めての白カビに出会ってしまったので思わず購入。
食べたことのない食感、味わいで後悔はありませんでした。
 
一期一会ならぬ"イチーズ一会"ですね。
 
シャウルス。
フランス産の、背の高い白カビチーズ。
 
名前の由来は、作られている町の名前。
町の紋章に猫(シャ)、熊(ウルス)が描かれていることからこの名前なのだそうです。
 
ガワがかなり分厚いのが特徴的。
 
バスッと乾いた強い歯切れ。
 
熟成が進むと外側からクリーミーに緩くなってきます。
塩気が強めで、酸味と少し苦みがあって、イメージしたのは梅干し。
 
「海外の人が食べられない日本の食べ物」というと納豆が筆頭に挙げられますが、前々から個人的には、
「梅干しも結構強烈だよな…」
と思っていたのですよね。
 
でも今回このチーズをいただいてみて、梅干しに近い味わいっていうのは案外海外にもあるのかもしれないなと考えを改めることとなりました。
 
そんなシャウルスは2,200円/個。
熟成によって食感も味も大分幅がありそうなので、またタイミングを見計らって再挑戦してみたいです。

銀座の「セントル・ザ・ベーカリー」でイギリスパン。

この日は築地から荻窪に向かう前に、セントル・ザ・ベーカリーにも寄ってまいりました。
 
3種類ある食パンのうち、最もハードルの高い"イギリスパン"をまだ買えずにいたのですよね。
イギリスパン(700円)。
他2つは"角食"型でしたが、これだけは山食。
 
「最もハードルが高い」というのもイギリスパンは1日1回しか焼かないので、開店時間くらいに並ばないと買えないのだそうなのですよね。
 
セントルの食パンは基本的に焼きたてを購入するので、持ち帰る間の香りが強力なのも特徴。
 
これまで購入した角食、プルマンに比べて明らかに甘みの抑えられた香りでした。
 
いざ、実食してみると…
 
よかった!甘くない!
これまでの2つが、明らかに意識的な甘さだったので心配していましたが、さすがに選択肢も用意されていました。
 
しかし、じゃあ小麦の味がいいかというと、残念ながらそういうことはありませんでした。
トーストすればさすがに少し香りが出ますが、何といっても味がない。
「旨みが…」とかいうレベルではなくて、味がしないのですよね。
 
食感に関しても、トーストすればサクッと軽快さが出ますが、1度口に入れるともうヤワすぎてダメ。
 
というわけで3種類すべていただいてみた感想としては、
・3者3様の特徴を出すことには成功している
したがって「3種類ラインナップを用意する」というコンセプトとしては成功しているのかも。ただ反面、
・1つ1つの食パンが美味しくない
要は、特徴はあるけどそれが全くもって美味しさを意識されたものではないのですよね。
 
特徴を出せたら、あとは謳い文句で丸め込んでしまう感じ。
「コンビニパンが専門店のパンに近付いてきた」と言われて久しい世の中ですが、むしろこういうお店がコンビニの売り方にすり寄っているような気さえしてしまいました。
 
勉強になりました。
こちらでおすすめするなら併設のカフェで食べられるオムレツサンドかと思いますが、今食べたらそれも印象は変わるでしょうか。

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