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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「磯野家」で生鮭のバター焼き。

9月2日(土)、前日は急遽出勤したので今週は土曜にようやく築地へ。
 
今シーズンは高はしさん、かとうさんと場内で新サンマ塩焼きをいただいてきたので、この日は久しぶりに磯野家さんも押さえておくことにしました。
 
お店に入ると…、あら。
新サンマの入荷はないようですね。
 
これは残念ですが、こんなときだからこそレギュラーメニューから未食のものをチョイス。
 
というわけで「生鮭バター焼き」を注文してみました。
ご主人が「今日はいまのところ洋食の注文ばかり」とのことで、時間がかかりそうな雰囲気。
のんびり待ちましょう。
 
生鮭バター焼きは、磯野家さんの分類でいうと「和食」なのですよね。
僕の前にいらっしゃったお2人は肉豆腐、豚ロース生姜焼きだったので、メニュー上「洋食」の注文は豚ロース生姜焼きだけということになりますね(笑)。
 
磯野家さんは和食・洋食・中華とジャンルごとに料理人がいると伺ったことがあるので、恐らくメニューはそれに合わせた分類になっているのかと。
一時中華担当がいなくなったと聞いたので、それを機に和食・洋食あたりは線引きに変更があったのかもしれませんね。
 
というわけで生鮭バター焼き(810円)。
 
こちらのお料理は一時お休みしていたそうですが、この日は普通に注文可能でした。
 
生鮭のバターソテーに追いバター。
 
「生鮭」というとお刺身と勘違いされてしまうことがありますが、「冷凍サケ」に対するアンチテーゼとしての「生」であって、しっかり火は入っています。
「生サンマ」と同じようなことですね。
 
最近流行りの「生カステラ」とか「生ドーナツ」みたいなのとは違います。
 
鮭バターとサラダがぐるっとひと回り、盛り付けも魅力的。
 
ではでは、バターの融けないうちに。
 
皮目が厚みがあって、内から脂、外からバターがたっぷり浸みています。
 
最高。
 
香りの強い身は粉を付けて焼いてあるので、バターソースをほどよくまとった状態。
 
ちょっとビネガーの効いたソースにしてあるのか、サラダのドレッシングが干渉してきているだけかもしれませんが、南蛮漬けのタレみたいな味付けになっていました。
 
サラダもモリモリ。
 
「タルタル」は、市販のイタリアンドレッシングをマヨネーズと混ぜたみたいな簡易的なものでした。
 
ザクッ、ジュワー。
 
全体にイメージは「南蛮漬け風」という感じ。
想像していた味とは違ったのですけど、これはこれで好きなお料理でした。
 
磯野家さんにお邪魔したのは久しぶりでしたが、まだまだいただいていないメニューがあることを改めて確認できたのでまた色々食べに伺いたいと思います。
 
まずはサンマだ。

築地の「米花」で海老カレー、しらすオムレツ、胡瓜とトマトのサラダ山椒風味。

8月28日(月)、個人的には8月最後の築地となったこの日。
 
相も変わらず米花さんへ。
 
米花さんのお茶は、中国のお茶や台湾のお茶のブレンドだったかと思いますが、
「向こうの奴らが、『コレハドコノオ茶デスカ?』とか言うんだゼ~」
とJさん。
 
中国のお茶でも、台湾のお茶でもなく、『米花のお茶』になりつつありますね。
 
「ミ・ミ・ミ・ミーちゃん~」
と、珍しくお味噌汁が最初に登場。
 
「○○ちゃん」シリーズでいうと、昔はクジラのクーちゃんも定番だったようですが、もう随分出ていませんね。
 
ちなみに刺身も「ミーちゃん」だったことがあるので、もう少し工夫が必要かと思われます。
 
お新香は大根。
この時期の大根は甘さが控えめで、酸が立った味わいになりますね。
 
小付けはトマトと胡瓜のサラダ。
醤油、酢、胡麻油で中華風っぽいドレッシング、山椒と大葉も効いています。
 
平焼きのオムレツはかなり塩味が強かったので、まじまじとみつめて観察してみたところ中にシラスが入っていたよう。
 
塩気的にはシラスっぽかったのですが、最近刺し盛りに白魚が続いていたのでそっちかな?とブレましたが、この週はシラスもメニューに登場したそう。
 
多分シラスオムレツだったのだと思います。
 
トマトは1玉分、キュウリもゴリゴリ入ってボリュームたっぷり。
 
味付け、香り付けがとても凝っていて贅沢な1皿でした。
 
トマトが最近流行りの「糖度○○度以上!」みたいなのじゃなくて、青い香りがしてよかったです。
 
そしてメイン。
 
海老カレー。
 
「また海老ね、変わり映えしなくてどうもスミマセン」
いやいや何を仰います!!(笑)
 
「でもね、海老が1番出汁が出るのネ」
 
バナメイと小海老の2種類入っていたと思います。
最近伊勢エビが入らなくなってからの方がむしろ海老の香りが強く出るようになった気がします。
 
どこかのタイミングで「焼き」の調理が深めに入ったのか、今回は全体に香ばしさも強く感じられました。
 
意外性のあるメニュー、いつもと同じように見えて少しずつ変化のあるメニュー。
毎度毎度とても楽しませていいただいています。
 
今回もごちそうさまでした!

北千住の「ロノマトペ」で皮付きもち豚燻製のシュークルート、洋梨のタルト。

お昼は北千住のブラッスリー・ロノマトペさんへ。
 
ちょこちょこお邪魔していますが、ランチタイムは2度目。
平日は11時半オープンですが、土日は12時からのようなのでご訪問の際はお気を付けください。
 
固定メニューはないのでこの日何があるかは運次第でしたが、狙っていたお料理があったので即決定。
 
以前はカフェタイムのデザートは何でも注文可能だったかと思いますが、ランチデザートとして2種類だけ用意されるようになっていました。
 
まずはランチのサラダ。
しっかり肉厚のレタス、ルッコラの味が濃くていいですね。
 
塩胡椒、オイルにビネガー、シンプルだけどセンスの出るサラダです。
 
皮付きもち豚燻製のシュークルート(1430円)。
塩漬けにした豚バラ肉をシュークルート、ジャガイモと煮込んだもの。
 
写真では上手く伝わらないかもしれませんが、かなりボリュームがあります。
 
バラ肉の厚みのあるジューシーな脂の外にもう1層、皮がぶりりんと。
 
じっくり火を入れたことで、脂が逃げることなく膨張しながらも落ち着いたハリのある食感がお見事。
 
ジャガイモは大きめのメークインかな?
煮崩れず固いジャガイモですが、ナイフでカットしていただくと口の中でねっとり。
 
塩漬けにした豚肉は、1度引き締まったところをじっくり煮込んでほろっとほぐれるやわらかさに。
 
味の濃い豚肉と、マイルドな脂、皮がいいバランス。
 
豚の出汁の出たスープにシュークルート独特の酸味。
クミンの酸味も加わっていたのかな。
 
仕上げの粗挽きポワブルも印象的に香ります。
 
瓶で提供されるマスタードも使って印象を変えてみましょう。
 
もともと酸のある味わいですし、豚肉料理なのでマスタードが合うことは請け合いですが…
 
うん!バッチリ!
特に後半冷めてきて豚肉の脂が少し重くなったところを、力技でグイッとさっぱりゾーンに引き戻すパワープレイ。
 
ちょっとマスタードを多めに合わせても間違いのない相性でした。
 
紙袋に入って提供されるパンは、半分にカットされるようになっていました。
 
熱々で固いパンなので、カットされていないとちょっと食べるのに苦労するのですよね。
こういう食べ手の立場で考えられるお店って、どんどん良くなる期待が持てて、また来たくなってしまいます。
 
食後のドリンクはホットの紅茶に。
 
合わせたお菓子は、
 
洋梨のタルト(390円)。
本当はカヌレをお願いしたのですが、焼くのが間に合わなかったそうでコチラに変更。
 
以前は「ハーフサイズもできます」だったかと思いますが、デフォルトでハーフサイズにされたようですね。
 
自家製のバニラアイスとアングレーズソース添え。
 
洋梨は結構水分が出てしまってクリームの食感はイマイチ。
 
果実の香りも飛んでしまっているのでちょっと物足りない気がしました。
 
ランチデザートとしては十二分のクオリティーではあるのですけどね!
デザートもとても期待しているお店なので、その中にあってはリピートはしないかも、という気がしました。
 
やっぱりランチもとてもよかったです。
カフェタイムのフードメニューも品数が増えているそうなので、またランチ・カフェ問わず伺ったタイミングで楽しませていただこうと思います。
 
ごちそうさまでした!

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