lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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四谷三丁目の「猫廼舎」でアイスコーヒー。

まっすぐ帰ろうかと思っていたのですけど、友人から呼び出しを喰らって結局四谷三丁目の猫廼舎さんへ。
 
暑かったので2人してアイスコーヒーを注文。
 
ご主人は豆の焙煎中で慌ただしくされていましたが、おかげさまで心地よい香りに包まれたお店界隈でございます。
 
アイスコーヒー。
W杯で日本代表が決勝トーナメントを決めた立役者であるコロンビアに敬意を表して、コロンビアブレンドとのこと。
 
猫廼舎さんはこだわりのコーヒーカップコレクションも魅力のひとつですが、アイスのグラスはシンプルなデザイン。
 
薄手の縁がまた口当たりがいいのですよ。
 
持ちやすくなっているくびれは、以前のグラスはなかったような?
 
コロンビアブレンドは、エースのハメス・ロドリゲスが精彩を欠きながらも堅実にGL首位で通過した代表のように、華はないながらも旨みが感じられて苦みの詰まった渋い1杯。
 
ひと口飲むたび氷がグラスに当たってキンキンと鳴るのが、夏っぽくていいですよね。
 
楽しく過ごすことができました。
ごちそう様でした。

大久保の「魯珈」で中華風春雨咖喱、クリーミィ野菜コルマ、アイスチャイ。

疲れと眠気を吹き飛ばそうと、お昼はカレーに決定。
 
2つのお店で迷ったのですけど、1つに決めて来てみたら行列の前の方にもう1店の店主さんが並んでいるという謎展開でした。
何でもこの日はクーラーの入れ替えで臨時休業だったそうな。
 
並び始めてから1時間ほど、開店から2巡目で店内へ。
 
外の行列はかなり暑かったのですけど、冷房の効いた店内に入ったと思ったら中ではさらにアツいカレートークが交わされていました。
 
この日の限定カレーが辛そうだったので、比較的なマイルドなカレー、さらにアイスチャイを注文して中和する作戦に。
 
カレー2種にぷちサラダ、アイスチャイを注文しました。
これでひと揃い。
 
このタイミングでお会計をするお客さんの、
「限定カレーをマイルドなカレーで和らげる予定だったんだけど、辛すぎて歯が立たなかったです!ラッシー3杯くらい頼まないとダメだな」
という声が聞こえて、食べる前から汗が噴き出ました。
 
サニーレタスともやしのシンプルなサラダ。
 
ごまドレかな?
 
クリーミィ野菜コルマ。
 
そもそもを言うと、少し前からこちらのこのカレーをいただきたい気分だったのですよね。
ピリリと唐辛子の辛さはあるのですけど、それでもやさしく舌を包み込むようなマイルドな仕上がり。
 
中華風春雨咖喱。
花椒や八角を効かせて、隠し味に豆板醤を使ったという中華風のカレー。
 
ひと口食べるとそれと分かる唐辛子(豆板醤)の香り。
香りとして唐辛子を活かしていらっしゃるところに四川を感じます。
 
一瞬油断しましたが、辛いのはやっぱりすごく辛くて吹き出る汗。
慌てて隣のお客さんの前に置かれた水のピッチャーを取らせていただいて、バタバタと水を補充し"視線"を感じます。
 
具材は春雨のほか、キクラゲ、ほうれん草だったと思います。
 
あー辛い、途中からそればかり頭に浮かぶ展開に
隣りのお客さんも同じ状況だったようで、2人して水のピッチャーを空けてしまいました。
 
奥で主張して見えるクリーミィなアイツは完全に"焼け石に水"状態で、甘くとろとろに火の入った茄子でさえ、もはや熱くもないのに入念にふーーふーーを繰り返してそれでも「今これを口に入れたら、泣く」と匙を下ろしてしまうくらいに口全体が刺激的な事態に。
 
プルプルした春雨も、本来なら心地よい口当たりのはずですが、日焼け痕をチクチクとつつく無邪気な子どものように「今は…、今は勘弁してくれ…」という気持ち。
 
心地いいんですけどね本当は!美味しいんですけど本当に!
 
唐辛子の辛みは水では洗い流せませんが、油っ気のあるものが有効らしいですね。
スパイス料理のときに油に香りを移すイメージかな?
 
なのでチャイやラッシーの乳脂というのが重要になってくるのですね。
 
辛いものは苦手ではないし、かといって特別好きというわけでもなくて、ただ辛いだけのものなんかは全く興味がないんですね。
 
その点今回の中華風咖喱はまた食べてみたいと感じる、クセになる深みのあるカレーでした。
でも次回はラッシー3杯も忘れちゃいけないな!と汗を拭きつつ、ごちそう様でした!
 

築地の「高はし」で北海道産<大羽>いわし味噌煮、たかべ塩焼。

この日は買い物中も「あのボール回し」の話で持ち切りで、高はしさんでも「あのボール回し、あのボール回し」という展開。
 
要するに、二兎を追わずに一兎を追って一兎を得たということなのだと思うのですが。
 
この日は色々気になるメニューが揃っていて、僕は二兎を追う決意をしました。
 
北海道産<大羽>いわし味噌煮(1500円)。
 
「大羽」といわれる体長30センチ以上の大物が2尾。
 
大きさのインパクトを裏切らない脂乗り。
 
メニューに「大羽」と明記してあるのも決してオーバーではありません。
 
オーバーではありません!「大羽」と明記…
 
梅干し効果で少し酸味のある煮汁。
 
脂の重さと、味噌の強めの味わい、酸の残る爽やかな香り。
 
ウメがミソであり、ミソがウメーひと皿でした。
 
上手く締まりました。
 
続いて、たかべ塩焼き(1500円)。
 
先々週、先週と続けて塩焼きをいただいていたので、今週は別のものを…と思っていたのですが、たかべは希少なメニューなのですよねえ。
高はしさんにしては浅い焼き色。
 
と思いきや脂はすっかり落ちていました。
いつもより焼く温度が低かったのかな。
 
ホクホクしてしっとりとける舌触り、磯っぽさの立った味わいでした。
 
軽め2品とはいえ、結構お腹いっぱいになりました。
前夜の疲れも出たかな…
 
とにもかくにも、食べられて嬉しい2品でした。
ごちそう様でした!

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