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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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新代田の「kitchen and CURRY」でフェンネルとアーモンドのフィッシュカレー、島らっきょキーマ、冬野菜と豆のカレー、たまごのアチャール、スパイスターメリックミルク、りんごとシナモンのアイス。

2月28日(木)、仕事帰りに結構強い雨の中、寄り道して新代田の「キッチンアンドカリー」さんへ。

 

一度お店に気付かず通り過ぎましたが「いま絶対カレーの香りがした」と思って引き返して無事にお店を発見。

記帳を済ませて、18時の開店時間に再びお店に戻りました。

 

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3種のカレーにたまごのアチャールを追加。

メニュー上は2種盛りまでしか記載がありませんが、伺ったら忙しくなければ3種も対応していただけるようでした。

 

トッピングは特にしないつもりでしたが、

「たまごをおすすめしています」

と目を見て言われたら、はいお願いしますと答えていました。

 

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おしゃれ。

 

3種のカレーの色にアクセントがなかったので、たまごを頼んで正解だったかもしれません、と正当化しておきます。

 

お皿もおしゃれ。

 

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島らっきょキーマ。

じゃきっと食感の残った島らっきょを使ったポークキーマ。

食感に加えて、独特な島らっきょの香りが効いています。

 

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フェンネルとアーモンドのフィッシュカレーにアーモンドを乗せ忘れたそうで、小皿で渡されて自分でかけることに。

 

上手にかける自信はなかったのですけど、「ええ、ええ、大丈夫ですよ」と余裕しゃくしゃくで不安をおくびにも出さずに、

 

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隣の冬野菜と豆のカレーにかけてしまいました。

こちらは豆のカレーがやさしく。

 

フィッシュカレーは、タラがばっちりな火の入りでふんわりとした仕上がり。

フェンネルのちょっと甘い香りがよいですね。

 

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件のたまごのアチャールはこちら。

要するにスパイス風味の味玉といったところのようです。

 

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見事な半熟トロリ。

 

結構はっきりとした塩気が付いていて、口直しというよりはこれ自体がおかずという感じ。

守りというより攻めアイテムでしたね。

 

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注目ポイントがぎっしり詰まった、お腹的にも頭的にも食べ応えのある一皿でした。

 

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スパイスターメリックミルク。

チャイみたいですが、これはベースがミルクティーではなくホットミルクということのようですね。

 

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ターメリックの他ショウガなんかも効いていて、ジワジワくる味わいでした。

 

カレーもそうですけど、こちらは「普通では終わらせない」感じがいいですね。

 

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デザートまでいただいて帰りましょうということで、りんごとシナモンのアイス。

多分すりおろしたりんごがそのまま入っていて、口の中でとけてほわほわする口当たりが面白かったです。

 

もともとこちらのお店は「意外な食材を使うのが上手い」というお噂を聞いてはいましたが、島らっきょキーマや最後のアイスの辺りにかなり片鱗が見られたように思います。

店主さんも結構ちょこちょこ話しかけてくださる方で、おひとり様の初訪問でもなかなかに楽しませていただきました。

またお邪魔したいと思います。

三軒茶屋の「かき氷喫茶バンパク」で和歌山みかんレアチーズ、黒豆ショコラ。

ランチの後は三茶へ移動して、初訪問の「かき氷喫茶バンパク」さんでかき氷をいただきます。

ランチの前に場所だけ確認してあったのですよね。

 

待ちなく入ることができて、すんなり注文。

女性の店主さんおひとりでの営業ですが、手際よく次々かき氷を出していらっしゃいました。

 

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和歌山みかんレアチーズ。

 

ギュッと押さえた感じの氷は、鵠沼海岸の埜庵さんに近いですね。

 

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ミントを刺すセンスが素敵ですね。

 

フォルムの可愛さたるや。

 

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みかんの味わいは酸味寄り。

 

さわやかな香りと合わせてとてもさっぱりしています。

 

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口の中でサーッととける氷に、レアチーズのソースでコクが加わって。

 

雑な言い方をすると飲むヨーグルトみたいなイメージで、どこか懐かしい味にまとまります。

 

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 途中で「ボスッ」と音がして氷全体が沈んだので焦りましたが、そのまま普通にいただけました。

 

普段、柑橘は九州のものばかり買っているので和歌山のみかんというのは久しぶりでしたが、やっぱりちょっと味わいが違って面白かったです。

 

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黒豆ショコラ。

ショコラのソースで覆われて、インパクト大です。

 

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ショコラのソースは甘みが中心で、ショコラの香りよさみたいなものはそれほど。

 

「ショコラ」というよりは、もっと手ごろな「チョコレート」好きさんに好まれそうな感じだと思います。

 

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黒豆と、赤いのはラム酒漬けにしたクコの実。

ラムレーズンのイメージだと思いますが、レーズンほどには甘みの主張がない分ストレートに香りが立つのでしょうか。

これ、とてもよかったです。

もっと欲しかったくらい。

 

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中からも黒豆がごろごろ。

黒豆はボコボコしてしまっていますが、却って素朴な印象を醸し出しています。

 

個性的な組み合わせや、シンプルに見えるところもひとひねりあって、ワクワクする氷でした。

またお邪魔したいと思います。

池尻大橋の「リアン」で仔羊肩肉のクリーム煮込み パクチーのサラダ添え、玉ねぎのムース コンソメのジュレ サーモン・ぶり・ほたて、じゃがいものスープ他。

 お昼は、お久しぶり2度目の池尻大橋「リアン」さん。

 

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目の前でイケメンのシェフがきびきびと調理する様子を拝見できる、カウンターの特等席へ。

 

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2800円とリーズナブルな値付けで、前菜、メイン共選択式のプリフィックス。

 

それも、それぞれ6,7種類の選択肢が用意されているのですよ。

嬉しい限りではありますが、選びきれず悩ましいところでもあります。

 

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コース内のドリンクはぶどうジュースで。

大人な風味。

 

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先にバゲットが出されまして、コースがスタート。

 

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玉ねぎのムース コンソメのジュレ サーモン・ぶり・ほたて。

 

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こちらのお店のお料理は3000円以下のコースで出てくるクオリティではありませんよねえ。

 

以前雑誌の「盛り付け」の特集で、こちらのシェフのお考えを読んだことがあったのですけど、予算内でいかに魅せるか、というような部分のこだわりが大変興味深かったのですよね。

彩り、色のバランス、配置。

これはすごい。

 

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玉ねぎのムースはサワークリームのようにちょっとさっぱりした感じ。

ジュレの下に隠れたお刺身に絡めていただきますが、炙ったほたてが特に印象的でした。

 

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じゃがいものスープ。

クリームでしっかりコクを出してなめらか。

 

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スーッと飲んで、メインに向けて気持ちが高まります。

 

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仔羊肩肉のクリーム煮込み パクチーのサラダ添え。

手前のにんじんのムースは、にんじんが甘いのでレモンで酸味を付けて、甘酸っぱ甘いです。

 

パクチーの茂みに望む仔羊。

前菜に続いて女子ウケのしそうなチョイスになってしまいました。

 

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前半は忙しく動き回っていたシェフが、この辺りから余裕が出始めておしゃべりに参加してくださいます。

 

「これは何ですか?それはどうしてそうなんですか?」

と質問を浴びせたり。

 

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フレッシュなパクチーをムシャムシャ食べ進めると…、

 

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ようやく仔羊。

コラーゲン質がたっぷりでブリンブリンな食感。

 

野趣溢れる味わいもいいですねえ。

 

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ふと見上げたカウンター上の壁に、窓ガラスの影が映って店名に。

 

おしゃれ。

 

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デザートはシェフがこだわって食材を使っている地元の青森にあやかって、りんご型の特製のお皿で。

 

すごく可愛いのですけど、家にあったら持て余しそう。

 

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ファーブルトン、りんごのコンポート、ミルクのアイス、キャラメルのムース。

 

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ガチッと焼き込んだファーブルトン。

 

ビターさの出たところに、淡くやさしく落ち着いたりんごの香り。

 

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こちらもキャラメルのムースのビターに、ミルクのアイスのやさしさ。

 

ただ品目が多いだけでなくて、メリハリが効いています。

 

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ドリンクはコーヒーを。

すぐそばの2号店も気になるのですが、開けっ広げ色々教えてくださるシェフとの会話も楽しみなので、またこちらに来てしまいそうな気がします。

 

今回も大満足で、大変勉強になりました。

ごちそう様でした!

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