Douces Pens'ees(ドゥース パンセ)。
こちらご存知でしょうか？
最近では食べログでも上位の常連ですから、ご存知の方も多いかも。
僕は何年か前に一度家族で訪れました。
お店の外観はひっそりしているというか、むしろ外から見えない場所にありましてｗ
かと思うと店内は、スナックかなんかを居抜きで使ってるのかと突っ込みたくなるような赤一色の内装。
カウンターには図書館の本ばりにお酒の瓶が並べられ、
フロアーはスナックのママのようなマダムが、
丸見えの厨房はイケメンのシェフが、
それぞれ一人で忙しなく切り盛りしています。
お料理は、素材はよく、味もソース一つ一つにこだわりを感じ、
特筆すべきは美しい盛り付け。
一人で忙しなく動いてると思ったら、こんなの作ってたのねーと、思わず唸ってしまいますｗ
僕は一回の訪問でファンになったのですが、
その後惜しまれながらランチをやめてしまったのですね。
そんなこんなで足が遠のいていました。
そんな中朗報が！
やはりランチ復活を望む声が多いようで、7月限定、さらに金曜限定でお店を明けてくれるのだそう。
もうテスト終わったら絶対行こう、と(笑)。
テスト中は息抜きに、テスト終わったらご褒美に。。。
結局美味しいもの食べたいだけなんですねｗ
ではでは、前置きが長くなりましたが、お料理を。
メニューはオードブルの盛り合わせ、パン、メイン、ドリンクのランチコース(1800円)一種。
プラス500円でデザートの盛り合わせが付けられます。
もちろんプラス500円ｗ
ご褒美ですから(笑)。
まずはオードブル。
かぼちゃのスープ、スモークサーモン、季節の野菜のテリーヌ。
かぼちゃのスープはシンプルイズザベスト。かぼちゃの甘みが濃厚です。
サーモンとホタテも肉厚でした。
そしてなんといってもテリーヌ。
ちょっと食べにくかったのですが(笑)。
そうそう、これがドゥースパンセだ・・・としみじみ感じ入る一品でした。
ミルクのパンとカンパーニュのパン。
以前の訪問でも家族で大盛り上がりだったのですが、このお店のパンは美味しい！
販売も行っているそうです。
特にミルクのパン。
外はサクッと中はもっちり、と言ってみればどこにでもあるような感想ですがｗ
王道を行くパンですが、これは何個でもいけますよ。
バターも美味しい。
メインはセーケン豚バラ肉の煮込みのパン粉焼き。
この他、
「鮮魚のポワレ ジャガイモのピューレとソースヴェール」「牛肉のグリエ キノコのソテー」
がありました。
このお店は「セーケン豚」を何かと推しているので(？)、こちらをチョイス。
カッフェクラシカに続いて、また豚バラｗ
まず付け合せですが、マッシュポテトが美味しいですねー。
隣のキノコ(舞茸・エリンギ・しめじ)がやや塩気が強いのですが、マッシュポテトととても合う。
ただ、ここまでふんだんにキノコを添えられると、
牛肉の方に付く「キノコのソテー」はどうなっちゃうんだろうと心配にｗ
メインの豚肉は、トロトロに煮込んだものの表面を最後にオーブンでカリッとさせています。
カリッとトロトロとがそれぞれにはとても美味しいのですが、
ナイフで切りにくくて、あまり上手に食べられませんでした(笑)。
表面の部分は、確かに食感の違いは楽しめるのですが、
もっと、しっかり塩コショウをするとか、煮込みとは違ったタイプのソースをかけるとか、
味にも違いが欲しかったかなあと少し思いました。
煮込み部分はサイコー。文句なし。
コーヒー。
デザートの盛り合わせ。
ココナッツのソルベ、桃のコンポートとパイナップルのソルベ、マンゴーのムース。
ココナッツのソルベは滑らかながら少し粉っぽさを感じるような舌触りで、これがクセになる。
逆にパイナップルのソルベはシャーベット系。
そしてこのお店はムースが美味しいんだなあ。前もそうだった。
スプーンが可愛いでしたｗ
いやーいやー大満足。
やはり混んでくるとかなり急がしそうで、
フロアに一人増えた女の子も含め三人とも暇なく動き続けてました。
デザートなんかかなり待たされて、コーヒーはすっかり冷めちゃったりしましたが、
文句はこれっぽちもありません。
清水ミチコを若く綺麗にした感じのマダムと、
いとうあさこを可愛く大人しくした感じの女の子の、
接客もとてもいいですし。
それから、女性の方必見。
キレよく踊るような動きで料理を作るシェフは・・・、
かなりイケメンｗ
まあ忙しいし、ランチは大変なんだろうなーというのが感想。
でもぜひまたやってほしい。
マダムに聞いたら
「また復活するときにはネットに載せます」
とのこと。
そのときを楽しみに。
そのときは誰かと行って、メインを何種類か食べたいなあ。
