結局予定より二本遅い新幹線で鹿児島に移動しました。
鹿児島も美味しいものの宝庫です。
まあ今回の旅行の目的は祖父母とお家でゆっくり過ごすことなのであまりあれこれ食べるわけにはいきませんから、絞って絞っていただきました。
というわけでまずは・・・、
パティスリーくろだ。
もはや恒例ですね。
新幹線の終点である鹿児島中央駅から歩いて5分ほどのところにあります。
こちらの売りはなんといってもモンブラン。
フランスでアンジェリーナのモンブランに感激し、パリのエスプリを残しつつパティスリーくろだ風に仕上げたというこだわりの一品なのだそうです。
気になりますよねw
売り切れることもあるという人気商品でしたが、とりあえず購入できました。
袋に直投入、プラのスプーン付き。
C国を思い出しますw
いやまあすぐ食べる身としてはこれが合理的だとも思いますけどね。
すぐに食べようと、駅前に椅子をみつけて座りました。
数時間前とはまた違った場違いな空気の中いただきますw
モンブラン(330円)。
安い!
薄黄色のマロンペーストは、口金で絞るのではなく「塗られている」のか、もはや両手で上からギューッと握り固めたような形ですw
マロンペーストはネットリ濃厚、しっかりと固まっているので剥がして食べるイメージです。
若干お酒が効いていてほどほどに甘さも感じます。
アンジェリーナの名前が出ていたのでガツンと濃厚系かと思いましたが、そこまでではないですね。
昔ながらの日本のモンブランに近いですが、少し大人っぽさを感じます。
その辺が「パリのエスプリ」でしょうかw
アンジェリーナがほどよく日本向けにアレンジされていると思います。
それほど特殊なマロンペーストというわけでもなさそうですが、盛り付けの違いでここまで食感に差が出るのですね。
面白い面白い。
生クリームは普通の甘さですが、普通に美味しいです。
少し食べ進めるとカスタードクリーム、その下に渋皮煮、そしてココアのスポンジ。
んー、これらは特にコメントなしでw
下までスポンジが分厚いですね。
間、間には生クリームをサンドしてあります。
ベースにはふにゃふにゃの焼き菓子?
まあ色々要素があることでお子さんなんかは楽しいかもしれませんね。
味だとかそういうことよりも、「楽しめる」という狙いの構成だと感じました。
いやいや今回の旅行で食べたモンブランは以上です。
九州モンブラン、全部で4ついただいたわけですが、印象としては王道物から一歩攻めた感じの。
「奇を衒った」というよりは、王道物を合理的にアレンジしたら斬新になったタイプのモンブランだったように思います。
なかなか面白かったです。
その土地の特産品を食べるのもいいですが、全国津々浦々同じものを食べて違いを比べるのも面白いです。
「全国津々浦々」というか、世界進出も果たしましたけどねw