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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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蒲田の「シビタス」でスタンダードホットケーキセット。

今日もホットケーキネタを。
こちらも前々から気になっていたものの行けていなかったお店でした。
 

シビタス。
蒲田駅直結の東急プラザ内にあります。
昨年閉店した万惣フルーツパーラーの支店なんだとか。
いまや幻となってしまった万惣のホットケーキをこちらでいただくことができるわけですね。
 
蒲田に来るときはとんかつばかり食べていたので後回しにしていた次第です。
 
午前10時半前の訪問ながら半分以上席は埋まっていた気がします。
お客さんの年齢層はやはり高め。
多くのみなさんがホットケーキを注文されています。
 

金髪で独特の雰囲気を持った店員さんのちゃんとした接客の下注文を済ませ、3分ほどでシロップとカトラリーが来ました。
 

お冷と並べてみましたが、シロップの量がものすごかったです。
余ったら使いまわすのでしょうかね、さすがに。
 

注文から10分ほどで紅茶がきました。
「ホットケーキももうすぐ来ます。」とのこと。
 
紅茶は東ハトのティーバッグみたいな味でしたw
 

スタンダードホットケーキセット(790円)。
クーポンで生クリームが付けられました。
 
老舗らしいレトロ系ホットケーキです。
 

横から見ると中央部分がよく膨らんでいるのが分かります。
銅板で焼き上げるとあって焼きムラもなくしっかり火が通っていそうですねー。
 
直径はさほどないものの、厚みがボリューム感を出しています。
 

熱々なのでバターがよく溶けます。
油断するとジワジワあちこちへ滑り落ちそうで大変でしたw
嬉しい悲鳴ですね。
 

断面はこんな感じですが、やっぱり断面よりもバターの溶け具合が目を引きますね。
 
表面はサクサクッとクリスピーに焼きあがっています。
 

フォークで刺したとき、ナイフを入れたときにホットケーキがよく沈み、よく潰れることからも、元がいかに膨らんでいるかが分かります。
 
口に入れるとやはりレトロ系ホットケーキの粉の味がしっかりします。
甘みもほどほどにある優しい味です。
意外に噛み応えもあるしっかりした固さで、ガシガシむちむち、という感じで食べ進めます。
 
中心部に行くと例の溶けたバターがじゅわじゅわに染み込んでいて、これまたたまりません。
バターは質のいいものではないですが、このお店の雰囲気には合っている気がします(笑)。
 
またバターを味わった後周縁部に戻るとサクサクの食感が楽しめます。
 

シロップは黒々としてややとろみのあるもの。
色、粘度、味全て濃いめのシロップです。
 

ふかふか熱々でいただく老舗ホットケーキの完成型のようなホットケーキでした。
おしゃれなパンケーキブームに流されることなくホットケーキを下支えしているような、安定感、安心感のあるホットケーキでした。
 
トッピングもそれなりにあり魅力的なのですが、ここは一つグッとこらえてプレーンなホットケーキをバターとシロップだけでいただいてみるのがいいような気がします。
 
バターに関しては、お店を出た後若干口に残る嫌な感じがありました。
やっぱりこの間のサン何とか何とかクスもバターの後味が悪かったのではないでしょうかね。
コーヒーや紅茶を多めに残しておいて食後にゆったりと口の中を流す余裕が求められるかもしれません。
 
男らしさもある力強いホットケーキ、ツボでした。
 
お店を出る際、ご主人と思われる老紳士が銅板の向こうからチラとこちらに目をくれて「ありがとうございました。」と仰っていた、気がしますw
昔ながらのいいお店でした。
 
トッピングの生クリームは普通でした。

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