lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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伊勢佐木町の「まったり屋」でホットケーキ。

ナポリタンを少なめでお願いしたのは、まだまだ横浜グルメを堪能したいからでして・・・続いてはこちら。
 

まったり屋。
伊勢佐木町にあるカフェ。
ゆるーい漫画家さんがゆるーく営業しているお店で、根強いファンが付いているそうです。
 
階段を上がると入り口が。
しかし膝より少し高いくらいのバリケードが張ってあり「またいでください」とのことw
そして入り口で靴を脱ぎます。
 
お店に入るとお店のアイドル犬「リッチー」さんが手荒いお出迎え。
バリケードは彼が出ないようにしてあるようです。
 

「どうぞ。」と案内されたのはソファー席。
すごく落ち着くかすごく落ち着かないか、人によりそうな席で、初訪問の僕としては完全に後者でしたw
 
漫画家さんらしいイラストたっぷりのメニューはユーモアたっぷりで見ていて飽きさせません。
壁にもこんなような張り紙が色々あって面白かったです。
 
また店内は自由に読んでいい漫画や本がたくさん。
僕個人の印象としてはちょっとマニアックだったりコアなものが多いのかなというラインナップでした。
 
注文を済ませると10分弱で登場。
席に運んでくれるかと思いきや、「こちらでいいですか?」と少し高い席に変更してくださいました。
「そちらだと低くて・・・」と気を遣ってくれたのかと思いきや、「届いてしまうので。」とぼそり。
 
「届いてしまうので」・・・?
 

ホットケーキ(300円)。
こんな素朴なルックスが魅力的なオーソドックスタイプのホットケーキ。
専門店に比べるとやや控えめな量のバターとシロップが添えられています。
 
おしぼりが・・・w
 
と、そのとき!
 

リッチーさんが現れました。
 

こんな目で見てきます。
「そちらだと低くて届いてしまうので。」ですか、なるほどなるほどw
 
ちなみにリッチーさん、僕が食べ終わって席を立つまで一秒たりともこのポジションから動きませんでしたw
 

熱々のホットケーキ、1カット持ち上げると断面から湯気が立ち上るほどでした。
艶やかな表面が印象的です。
 

断面はこんな感じ。
全粒粉なのかやや色の付いた生地に黒い点が見えますね。
 
味は甘さ控えめで主張のない素朴なもの。
バターはかなり塩気が強くチープですがこれがこれで結構イケます。
シロップはかなり粘度が強めで、シロップというより多分蜂蜜、これはしっかり甘いです。
 
生地の食感は表面は軽くさっくりと、中はやや柔らかめの弾力。
火の通りという点ではやや甘めですが、その辺のゆるさがこのお店の魔力なのかもしれません。
 
この日はホットケーキを食べてそそくさとお店を後にしましたが、こちらはそういうお店ではないですからね。
魅力の10分の1も堪能できていないかもしれません。
通いつめて漫画を図々しく読み漁れるようになるともう取り憑かれたように訪れたくなるお店なのだと思います。
 
ちなみにこちら、今月23日をもって現在のお店を閉めて上大岡へ移転するのだそうです。
またそちらでも新たなファンが根付くのでしょうねー。
 
応援したくなるお店でした。

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