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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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田町の「御田町桃の木」で鎮江黒酢の酢豚他。

オフ会に始まった4連休、最終日の今日もオフ会に行ってまいりました。
 
参加者は、
カロリー消費は主に睡眠で行うというまっつんさん、
10連休というゴールデンな日々を終えて社会復帰に不安を抱えるコケマロさん、
手ぶれのしすぎで手首が疲れてきたLIBRAさん、
そして僕の4名です。
 

お店は、田町にある「御田町桃の木」。
個人的には2度目の訪問、ミシュランで一つ星を獲得する上品な中華のお店です。
 
11時半の開店時間に合わせて予約しました。
時間になっても特に動きがなかったので、お店に入ると普通に「いらっしゃいませー。」と案内されました。
自主性を重んじているのでしょうかw
 
相変わらず清潔感溢れる店内。
最初はガラガラでしたが、時間の経過とともに予約客と思われるお客さんで席は8割方埋まり、常連さんぽい方なんかもいらっしゃっていましたよ。
 

フォークとナイフがあるのが中華っぽくないですね。
 
コケマロさんが紹興酒を注文した以外はドリンクの注文はなし。
こちらのお店は美味しいお茶をポットで提供してくれるのでそれで十分に満足できます。
 
予約時に2500円のコースでお願いしてあったので特にオーダーすることもなく料理の説明を簡単に受けて早速食事がスタート。
 
まずは前菜が三種。
 

イソツブ貝のニンニク醤油煮。
長めの楊枝というか短めの竹串のようなものでクルクルッと中身を取り出していただきます。
薬味に香菜も付いていました。
 
ニンニク醤油ということでまず香りがいいです。
貝はコリコリとした食感で、スープによく出汁が出ていました。
 

揚げピータン、甘酢ソース。
揚げることでピータン特有の臭みを消しているとのこと。
 
見るからに美味しそうな一品で、どんな食感なのか大いに期待しましたが、ピータン自体は食感はそれほど変化はないようでした。
特有の臭みというか、独特の風味も弱まっている感じで、ピータンが好きな人間としてはやや物足りない気もしました。
 

奈良県産大和かしわを使った上海風よだれどり。
 
見た目ほど辛さは気にならず、むしろ大量の香菜の印象が強かったです。
 
蒸し鶏は身はギュッと強めの食感で噛むと旨みが出る感じ。
脂身がプリッとして食感がよかったです。
 

一人分取り分けた図。
 
前菜をいただいている最中に「点心をお持ちします。」とのこと。
前回も提供が早かったのを思い出しましたが、今回は輪をかけて早かったような気がします。
 

小籠包。
一人分ずつ蒸篭に入って登場。
 
前菜から先に食べ終えようかとしていると「冷めないうちに小籠包をお召し上がりください。」とのことだったので言われるまま食べることに。
破れないように手でつまんで取ろうとすると「お箸で取ってください。」とのことw
皮は結構破れやすく、蓮華が小さかったのでちょっと食べにくい感じも。
 
しかし小籠包は、上品なスープにとろけるような皮。
やはり美味しいです。
 
針生姜と酢を添えていただきました。
 
そしてメインはお店の売りの一つであるこちら。
 

鎮江黒酢の酢豚。
鎮江黒酢というのは中国三大黒酢の一つなのだそうですw
香りがいいのが特徴だそうで、確かに店内は黒酢ソースの香りが充満していました。
 
写真で見るより実物はもっと黒々として重々しさがありました。
上に乗っている赤いのはザクロの粒でした。
 

少し遅れて花巻が登場。
こちらも一人分ずつ蒸篭に入れられて出てきました。
蒸したてのようであっつあつ。
 
これでタレを味わってくださいという配慮です。
 
濃厚なタレの絡んだ酢豚を食べ始めた後だったので、花巻自体の味はよく分からずw
 

筋の向きによってカットしやすさが全く違いました。
最初はソースで筋が全く分からないので勘で切り始めるしかありませんでしたが、慣れてくるとわりと上手にきれました。
 
脂身が多めの肉は、表面に薄くカリッとした衣を纏い、ギュッと閉じ込められた旨みが噛むたび甘い脂とともにあふれ出てきます。
 
本来こちらの料理は4000円のコースのメインで、予約の際追加料金でもいいからお願いできないか尋ねましたが断れていました。
泣く泣く諦めたような次第だったので、この日いただけたのはまさかのサプライズで、感激でした。
 
デザートは杏仁豆腐、マンゴープリン、タピオカ入りココナッツミルクの三種からのチョイス。
 

僕はタピオカ入りココナッツミルクにしました。
小粒、大粒の二種のタピオカに亀ゼリーが入って、涼しげな一皿でした。
 
スプーンと器の相性の悪さでかなり食べづらく、同じチョイスをしたコケマロさんと悪戦苦闘してかなり食べ終わるまでに時間がかかりました。
杏仁豆腐を2ミリ食べしていたまっつんさんよりは早く食べ終わりましたけどw
 
全体に上品さの漂うお店、料理でした。
前回に比べると若干野菜が少なかったような気もしますが、中華料理の脂っこさは感じさせません。
サービスは新人っぽい初々しさのあるお二人がこまめにお茶を注いでくれるなど丁寧ではありますが、料理を出すタイミングや皿を下げるタイミングが早すぎて落ち着いていただけないところはありました。
 
どれも外れなく、創作っぽい前菜を少しずつ複数いただけるなど、中華の新たな一面を楽しめるお店でした。
 
そして4人はこの日のメイン?の2軒目へ。

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