浦和にある人気パティスリー、アカシエ。
カウンターはじめ、目の前でライブで作られるデセールをいただけるサロン・ド・テ・アカシエは去年から一時休止していましたが、先月満を持して再オープンしました。
サロン・ド・テ・アカシエ。
パティスリー・アカシエから100メートルほどのところにあります。
先客は1名と3名。
後からも3名入ってきました。
全員カウンターではなくテーブルをチョイスしていました。
ヴェルサイユ宮殿を思わせるような椅子ですw
この向かいの席に誰かが座る日は来るのでしょうか・・・w
こちらのケーキは見た目がどれも高貴です。
花びらのようなチョコレートはカリッとしっかりした食感で、カカオの風味が前面に出た「いいチョコレート」な感じ。
チェリー風味だというマカロンは、特にチェリーっぽさは感じません。
食感は心地よく、割って食べやすい脆さになっています。
チョコレートのムースはほんのり甘く、無糖の生クリームと混ざり合ってとても口どけのよい濃厚なクリームになります。
中心部には3個のチェリーのコンポート。
これが激ウマ。
実は上に乗ったチェリーもコンポートでした。
カウンター内ではシェフがデザートを用意していましたが、スタッフと何やら小声で話しており、時折ケタケタ笑っているのが気になりました。
都内のあの有名なライブデセールのお店はもっと緊張感があって、お値段相応の空間が作られている気がしますが、こちらはちょっとそういう意味では残念です。
悪い方ではなさそうですけどねw
ペーシュ・メルバ(1250円)。
旬の桃を贅沢に丸々1個使ったデセール。
桃丸々1個はさすがにボリューミーです。
花びらは飾りなので除けて食べてくださいとのこと。
フォレノワールの花びらは美味しかったので残念ですw
コンポートにされた桃はジューシーでトロンットロン。
ジュワーッと溢れる果汁が夏にはたまりません。
中にはバニラヨーグルト風味のアイスにババロア。
外にはローズ風味のグラニテとクリームシャンティが添えられていて、白とピンクの淡い彩りは幼いお姫様のよう。
どの要素も美味しく、香りよく、食感よく、季節にあった温度感で素晴らしい一皿でした。
味もそれぞれがはっきりしていて、悪い組み合わせが一つもないので終始美味しくいただけました。
また他のデセールもいただきに伺いたいです。