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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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麻布十番の「リストランテ・ラ・ブリアンツァ」で黒トリュフのオーブン焼き、シチリア風真鰯とういきょうのスパゲッティ、

しばらくイタリアンを食べていなかったので、大学時代から気になっていた麻布十番の人気店へ行ってみました。
雨の中結構歩きました。
 

リストランテ・ラ・ブリアンツァ。
新一の橋の交差点のところに支店をオープンさせ、近くもう一店増える予定もあるのだとか。
 
開店時間の12時に伺いましたが、13時までの席ということで滑り込み。
後は予約でいっぱいでした。
 
白が基調で清潔感のある店内。
 
接客は若い男性お2人で思ったよりもカジュアルでしたが、評判通り細かな気遣いがあり積極的に声をかけてくださいました。
手が空いているときにじっと見られているのでちょっと気になりましたけど。
 
オーダーは前菜+パスタ+デザート(1600円)にしました。
それぞれ選択肢が豊富で悩んでしまいます。
「本日のメニュー」もたくさんあって魅力的なものばかりでしたよー。
 

注文を終えると名物の一つ、ゼッポリ、フォカッチャ、胡麻のパンが提供されます。
 

ゼッポリは揚げたて、パンは焼きたて。
モッチモチでジューシーの食感に、力強い岩塩がややきつめながらくどくないインパクトのある味わいでした。
 
これ、食べすぎてしまいます。
 

黒トリュフのオーブン焼き(+500円)。
お店のスペシャリテのようです。
 
提供にやや時間がかかって、1時間の制限のある席なので少し焦りました。
オーブン焼きにされたチーズと半熟卵の上に、目の前でトリュフを削っていただけます。
削りながら「飲食関係の方ですか?」と聞かれました(笑)。
 
「よく混ぜて召し上がってください。」ということです。
 

黄身はとろりと絶妙な火の通り具合ですが、白身は意外としっかり食感。
トリュフの香りは控えめな印象で、チーズの塩気に負けてしまっている感じがしました。
 
添えられているトーストと一緒に食べるとチーズの塩気の角が取れて、トリュフの香りが鼻を抜けるのが感じられました。
 
期待したより普通ではありましたが、美味しかったです。
追加料金をしてわざわざ注文するほどではないかもしれません。
こちらの前菜はカプレーゼやバーニャカウダなど素材がメインのものが多かった気がします。
 

シチリア風真鰯とういきょうのスパゲッティ。
本当はカルボナーラを狙っていましたが、店員さんの「前菜とかぶっちゃうかもしれません。」というアドバイスになるほどと思ってこちらに変更。
 
運ばれてきた瞬間鰯の旨みたっぷりの香りが鼻孔を激しく刺激します。
 

たっぷりの鰯がとってもふっくらでジューシー。
イタリアンと鰯というとアンチョビがありますのでその相性は折り紙つき。
ただアンチョビよりも甘みが強く感じられます。
 
鰯の旨みがしっかり移ったオイルがめちゃめちゃ美味しいです。
100%鰯のオイルのよう。
 
ういきょうはあまり主張がなく、シチリア風を謳うには物足りない気もしましたが、頬が緩む美味しさのパスタでした。
 
正直パスタはあまり期待していませんでしたが、さすが人気店ですね・・・んー美味しい美味しい。
 

デザートはマスカルポーネたっぷりのティラミス。
栗のティラミスも用意されているそうでしたが、プレーンをチョイス。
 
名前通りマスカルポーネクリームの部分が多め。
よく集中して食べるとスポンジから染み出るエスプレッソシロップが少量ながらとても深い味わいで、全体の味を引き締めていました。
 
コーヒーも美味しかったです。
 
常連さんも付いていて、土地に根付いた感もあるいいお店でした。
手を広げ始めたのが気にはなりますが、また伺ってカルボナーラを食べたいです。
 
ちなみにシェフは超イケメンです。

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