続いてやってきたのは、お花茶屋の卵のまほう。
いきなり言われてもピンと来ない名前です。
「お花茶屋」という地名は初めて聞きました。
「卵のまほう」という店名も思わずにやりとしてしまうセンスです。
1997年オープンと、意外と古いお店です。
店員さんはケーキ屋さんぽくない?男性のみ。
接客担当の方は新人なのか、明らかに不慣れな感じでした。
モンブラン(350円)。
マロンペーストはクリーミーで、クリームシャンティとともにわりと甘いです。
ベースのスポンジはパサパサで「卵のまほう」は感じられず。
カスタードクリームも甘めで特別感動はなく。
渋皮煮もイマイチ。
全体的にほどほどに甘さが立ったモンブランでしたが、食べやすさはあったと思います。
小布施栗のモンブラン(480円)。
旬の時期に大量に仕込んだペーストを冷凍保存して小出しにすることで、通年で販売なさっているそうです。
太目に絞られたマロンペーストは見た目通りにぽそっとした食感。
控えめながらやや甘みを付けてあり、和栗感も最初はいい感じとも思いましたが意外と伸び悩んでしまう印象でした。
クリームシャンティはモンブランのものとは違い甘さ控えめ、もしかしたら無糖かも。
渋皮煮も別物で、ほっこりとろり食感で美味しかったです。
ベースのメレンゲはやたら甘く感じましたが、全体に甘さを控えてあるのでシャリシャリ割って他と一緒に食べるとなかなかバランスがよかったです。
わざわざ出向いて食べるほどではないかもしれませんが、小布施栗のモンブランを通年で食べられるのがいいですね。
旬を外した時期にこれ系のモンブランを食べたくなったときなんかはいいかもしれません。