ツオップの後は埼玉に戻って、粛々と進めている埼玉のパン屋さん巡りを。
やってきたのは七里。
新興住宅地と聞いていましたが駅前はびっくりするくらい(以下自粛)。
駅から15分ほど歩いたところにあるお店の周りはしっかり新興住宅が集まっていましたけどね。
ブーランジュリークルミ。
数種の生地を混合し、様々な「種」を使うことで生地に変化を付けるこだわりのあるお店のようです。
9時半前に到着しましたが、クロワッサンは売り切れ。
人気店とは聞いていましたが、ここまでとは・・・。
とはいえパンの種類は豊富ですので色々迷いながら買い込みました。
ラザニア風タルト(180円)。
クロワッサン生地の中にホワイトソースとボロネーゼソース、チーズを重ねたものでした。
んーツオップの後とあって、デニッシュ生地は少し粗っぽく感じてしまいます。
人参リュスティック(150円)。
サックリした表面にモチモチのクラムはリュスティックの良さがよく出た生地です。
ゴロゴロ入った人参は甘みが引き出されていますが、生地や胡桃との相性は特にいいとも思えず。
ほうれん草は色合いだけで風味はあまり感じられませんでした。
究極のメロンパン(160円)。
一番人気かは分かりませんが、売り切れ必至の人気商品のようだったので購入。
イメージ通りの味と食感ですが、それ以上ではない感じ。
4種のフルーツのカンパーニュ(150円)。
ブルーベリー、レーズン、カレンズ、サルタナ、そしてくるみの入ったカンパーニュのパン。
カレンズ、サルタナとレーズンを分けてありましたが、「カリフォルニアレーズン」ということでしょうか。
多めに入っているところを撮影してみましたが、くるみやドライフルーツはあくまでも適量程度な感じ。
ただ風味はごく弱く物足りなさを感じました。
生地は素朴で、インパクトはありませんが普段使いにはいい感じ。
むしろこの生地は具材は入れずにシンプルな食事パンで食べたい気もします。
木の実(160円)。
アーモンド、マカダミアナッツ、くるみ、ピスタチオの下には甘酸っぱい木いちごのジャムとトロトロのアーモンドクリーム。
ナッツはシロップに浸かっていて食感の差が感じられなくなっていてちょっと残念。
ブリオッシュ、木いちごのジャム、アーモンドクリームのベースが美味しかったです。
バナーヌ(160円)。
こちらもブリオッシュ生地を使った甘いパン。
中にはバナナとカスタードクリーム、上はアーモンドクリームとチョコチップです。
バナナは加熱してドロッと蕩けていますが、調理はしていなさそうで甘みより酸味が前に出てきた感じ。
個人的には結構好きです。
カスタードクリームは他の要素に飲み込まれてイマイチ感じられませんでしたが、アーモンドクリームはややしっとりめで美味しかったです。
チョコチップが凡庸すぎて結構甘いのが残念。
全体を食べるとそればかり口に残ってしまう気がしました。
バナナとチョコの相性の良さを謳った一品でしたが、正直これだったらチョコはなくてもいいくらいだと思います。
菓子パン系からお惣菜系までとてもパンの種類が豊富で、かなり個性のあるものも多いのでその辺りにお店のパン愛を感じられるお店でした。
今回はハマるものがなかったものの、確かに生地にはバリエーションがあってパンを選ぶ楽しみがありました。
アクセス的に再訪がいつになるか分かりませんが、何か近所に用事があるといいなーと思います。