金町から移動してきたのは綾瀬。
この辺りは仕事で来ることもあるエリアなのでちょっと地理も分かります。
ラパンラパン。
「ラパン」と言えばフランス語でウサギのことだったかと思いますが、猫ちゃんが可愛いですね。
このお店をご紹介するに当たって、まず一番最初にお見せしたいのがこちら。
フォカッチャ・レギューム(325円)。
都内のパン好きの方なら「あ！」とお気づきになるのでは。
ロブションのパン屋さんでおなじみの「フォカッチャ・レギューム」にそっくり。
それもそのはず、こちらのシェフはジョエル・ロブションのパリ本店で働かれていた方なのだそうです。
くるみや数種類のきのこまで乗っているところにミシュラン3つ星の風格が漂っていますね。
フレンチの調理ということで少し身構えましたが、塩気はそれほど強くなくほっこり野菜の甘さがよく感じられました。
クロワッサン(170円)。
うすーい層がとても綺麗に重なっています。
外はサクサクパリパリとてもエアリーでハラハラリと剥がれ落ちます。
対して中はモチモチしていて、バターもしっかりと含んでいます。
とても美味しかったです。
カレーパン(140円)。
焼きカレーパンですね。
見た目は普通のカレーですが、恐らく自家製でスパイスを加えてあります。
で、結構スパイシー。
特に注意書きはありませんでしたが、辛いのが得意でない方は気を付けた方がよさそうです。
野菜の旨みも引き出してある調理はさすがですね！
ふわっと軽く、もちっと弾力な素朴白パンと優しい本格派カレーの相性もなかなか。
クリームパン(150円)。
こちらも形こそ違えどロブションの流れを感じさせるリッチなブリオッシュを使ったクリームパンです。
写真だと分かりにくいですが、生地がとても黄色いです。
カスタードクリームも卵をたっぷり使っていそうな濃い色をしていましたが、それを打ち消すような黄色い生地。
しゅわしゅわぷるりんとお菓子のように食感で楽しませてくれるような仕上がりで、もちろんバターリッチ、卵リッチ。
クリームと溶け合う口どけもよかったです。
ハンバーガー(290円)。
こちらはロブションにはないタイプ。
ハンバーグがとってもボリューミー♪
味付けはデミグラスソースとマヨネーズ。
こちらもフレンチぽさは感じないマイルドな仕上がりです。
たまねぎのみじん切りやつなぎもたっぷり入っていますが、肉の食感や旨みもガッツリ感じられます。
たまねぎやつなぎがかさ増しや誤魔化しでなく、あくまで料理に必要なものとして使われている感じがいいですね。
パン屋さんもハンバーガーというのも時々食べますが、ここほど美味しい！と感じたのは初めてだと思います。
腕があるなーと感じられるパン屋さんでした。
