続いて「電車で」芦屋へ移動。
旅行なのでさすがに時間を惜しんで電車を使います(笑)。
ベッカライ・ビオブロート。
兵庫を代表する、もはや関西を代表するといっても過言ではない名店ですね。
山食以外の全てのパンを、工房の石臼で自家製粉し小麦の外側も使った全粒粉100%で作っているそうです。
クロワッサン(195円)。
全粒粉らしいごつごつした見た目。
ちょっとずっしり。
重みのある生地にしっかりとバターが浸みているのが分かります。
他店の全粒粉のクロワッサンに比べるとやや歯応えが軽め。
サクッと噛み切れますね。
ちょっとニッキっぽい甘みも感じられました。
フォルコンブロートヒェン(113円)。
基本となる全粒粉100%の丸パン。
ざらりとした独特の質感。
これぞ全粒粉といった味わいが濃すぎずに、でもしっかりと感じられます。
トーストブロートヒェン(120円)。
こちらは唯一全粒粉ではない小麦粉を使った山食の生地で作った丸パン。
食パンといってもかなりむっちり引きの強いタイプ。
ほんのりと甘み、そしてリッチなバターの香り高い丸パンでした。
ヌスシュネッケン(238円)。
ガシッと成型されているかと思いきや、ぷらーんと解けて1本の細いパンになってしまいそうなゆるゆるな巻き(笑)。
くるみ入りシナモンロールといったところですが、有機くるみが美味い!
モノ自体の問題なのかローストの上手さなのか分かりませんが、香ばしさ甘さ脂の量食感、どれをとっても美味しいくるみでした。
ヴァルヌスブロート(1/2)(381円)。
こちらはくるみの全粒粉パン。
ずっしりとした重みはこの水分をたっぷり保った生地からきているのですね。
そしてこちらも安定の有機くるみ、抜群の有機くるみであります。
これはググッと酸味が口内を刺激する感も。
そこへくるみの甘みが優しいですねえ。
人気、評判通りのさすがの質の高さでした。
自信を感じるシンプルなパンのラインナップ、鳥肌ものでしたよ。
とても美味しかったです。