10月29日(水)、この日は先週末出勤分の振替休日。
貴重な平日休みですからやっぱり寿司大へ。
この日は早めに家を出たのでちょっと遠回りして時間を潰して、3時半に到着して前から2番目でした。
最近は平日でも、水曜営業日でさえも早い時間から行列が伸びているという話を伺っていましたが、この日は比較的穏やか。
1周目が埋まったのは4時半ちょっと前だったと思います。
先頭の常連さんは「指定席」があるようなので、僕が一番奥の席へ。
例によってYくんにこの日のつまみのオススメを伺って注文を決めます。
この日はそれほどでもありませんでしたが、寒い季節になってくるとお店に入って最初の熱いお茶がありがたくなりますね。
来月辺りはそろそろかな?
1つ目の注文は提供に時間がかかるということで、先に1品出していただくことに。
カワハギの肝巻き。
前回いただいたものより身質はしっとりソフト。
肝はかなり濃厚になっています。
個体差なのか季節差なのか分かりませんが、かなり違った印象でした。
好みで言うと、とても僅差ですが今回の方がよかったかも。
まだ1つ目の注文が出なさそうなので、お先に握りを始めます。
鯖。
ここのところいただきそびれていたので、忘れないうちに注文。
昨年のこの時期、諸先輩方のブログでいい評判を拝見していた「青森県産」の真鯖だそう。
僕は初めて出会えました。
皮目や血合いといった個人的に好きな部分は主張が控えめでしたが、脂ノリノリの身の消えゆくことといったら油脂そのもののよう。
決して下品にならず、スーッと消えてなくなる様子を感じ取ることができます。
〆具合は浅めで、旨みが濃いです。
ブリカマ焼き。
ようやく登場した最初の注文品。
前回同様「ブリカマ一発お願いしまーす!」の声を聞くことができました。
前回は塩焼きだったかと思いますが、今回は醤油焼き。
カリッと焼かれた皮目、内から溢れた脂でクリスピーになるのですよね。
前回いただいた際は脂をしっかり落としてほくほくしたものだった記憶がありますが、今回はとろとろに脂のとろける食感。
濃厚な脂に醤油が乗って香ばしく仕上がっています。
玉子焼き。
冷ましてからいただきます(笑)。
いつもは熱々のところから冷めたところまでちびちび変化を味わうことにしていますが、今回は冷めてから初めて手を付けました。
ほどほどに冷めたくらいの方が味が分かる気がします。
アラ汁。
ブリカマを食べ終わってから出していただけました。
この日は可食部がたくさん入って、過食気味に(笑)。
では本格的に握りに移りますが、最初はYくんオススメの1貫をお願いしてみました。
鰤。
歯切れのいい食感を残しながら、ゆっくりと濃厚な脂へと変化していきます。
融けていく中途の段階でも食感が残っているのが面白いです。
ほうぼう。
イメージよりも肉厚でソフト。
ゆっくりと旨みが広がります。
炙り中トロ。
Yくんが「アブチュー」と略してお呼びでしたが、ちょっと発音がギリギリです(苦笑)。
思ったよりもガッツリ火が通って出てきましたよ。
裏面は生が残って少し酸味が感じられますが、溢れ出た脂が全体を飲み込みます。
やっぱりマグロの脂は濃い!
穴子。
デザート感覚でどうしても後半になると注文したくなります。
超絶にソフトな「生地」、つんと酒の香る甘いツメの「ソース」。
スイーツ感覚でいただけますよ。
鯖。
珍しくリピート。
1貫目の期待を背負っていただきましたが、2貫目はさらに濃厚な脂だったように思います。
頼んでよかった。
かます。
目の前を移動するのが見えたので思わずいただきたくなってしまったのですよね。
これも前回はもっちりと包み込むような食感だったように記憶していますが、ソフトにしっとり融けていきます。
皮目がクニッと、個性ある食感ですね。
この日はいじられたり、本名を聞かれたり色々でしたが、いつも通り、いやそれ以上に楽しい時間を過ごすことができました。
また伺いたいと思います。