あけましておめでとうございます。
2015年もよろしくお願いします。
僕も25歳になりまして、もうすっかり学生気分も抜けてまいりました(遅い)。
その辺りが影響するかしないか分かりませんが、本年もしっかりと、そして楽しく食べ歩いていきたいと思います。
挨拶はそこそこにいたしまして、12月27日の話の続きに戻ります。
新年一発目の記事にしたいおめでたいネタがあったのですよね。
築地で朝ごはんのあと、いつも通り、買い物、フォーシーズンと巡って、この日オープンのパン屋さんへ。
はるばるやってきたのは小田原、開成町。
天気は快晴!オープン日和であります。
ベーカリー アスラン。
ツオップで10年以上修行した佐藤陽平シェフが満を持してオープンさせたお店です。
オペレーションやパンの出来のことを考えたらもう少し落ち着いてから伺ってもよかったのですけど、どうしても初日にお祝いしたかったのですよね。
思えば、ツオップで最初に話しかけてくださったのがこのシェフだったのですよ。
めっちゃいい人なんです。
そんな人望を示すかのように、お店も祝い花で埋もれて壁が見えない状態でした。
カレーパン(180円)。
やっぱりツオップ系ですね。
きつね色を超えた「たぬき色」のガリッとした衣の中に10種類のスパイスを使用したという自家製カレー。
かなりホットです。
若鶏のパプリカソース(210円)。
赤と黄色のパプリカ、そしてソースが目に鮮やか。
マイルドで甘みのあるソース。
パンが進む系の味付けですね。
ツオップで使われる鶏肉は皮が多いイメージがありますが、こちらはそうでもなかったです。
ふんわりチキンとちょっと甘みのあるパン生地。
これはツオップにはないパンですし、お店の名物になっていくのかなあ。
華やかで目に留まるパンでしたよ。
黒糖ノアチェリー(280円)。
こちらはツオップでも定番。
ちょっとチェリーとくるみの入り方に偏りがありましたが、風味良し食感良し。
黒糖の甘みが自然です。
キウイパイ(200円)。
地元の農家で完熟キウイを調達して作っているというキウイジャムを包んであります。
思ったより酸味は少なく、甘めのジャム。
キウイとバターの組み合わせがちょっと珍しいです。
クリームパン(130円)。
ややもさっとした生地。
カスタードはツオップのに似てバニラを感じないもので丸みのある甘さ。
開放的で厨房をお客さんが思う存分見ることが出来る、店主自らお客さんのところに出てきて会話する、以前「夢」として語っていたお店が見事に形になっていました。
小田原方面に用事のある方はぜひお寄りいただきたいです。
美味しいパンと優しいパン屋さんが待っています。