そのまま散歩して埼玉方面目指して北上していたところ、北千住の人気パンケーキ店の前を通りかかりました。
いつもは何組かお店の前で並んでいるのですけど、この日は並びがありません。
というわけでちょっと迷いましたが茶香さんへ。
「ちょっと迷った」中で、もちろんこちらのお方の顔も浮かびましたよ(笑)。
しつこくて申し訳ありません(^^;
並びはなかったものの店内満席で20分ちょっと待ちました。
このお店、商店街に面しているのでお店の前にひとりで座って待つのが少し恥ずかしいのですよね・・・(笑)。
ドリンクが出てきたら、そろそろ真打登場の合図。
「店内に入ってからも焼き上がるのに40分ほどかかるかも」という事前の説明がありましたが、並んでいる時点で注文を聞かれたのでそんなには待ちませんでした。
紅茶は水がいいのか、すっきりした甘みを感じました。
プレーンパンケーキとドリンクのセット(1080円)。
期間限定の商品を含め他にも数種のメニューがありそれらは単品での注文もできますが、プレーンはセットのみのようでした。
初訪問は抹茶の生地、2度目はモンブランパンケーキと、ストレートに生地を味わえない系のパンケーキしかいただいたことがなかったのですよね。
というわけで今回はプレーンで生地を堪能します。
色白でほろほろふわふわ、そしてこの膨らみ。
見た目からしてヤバいっす。
卵の卵白、メレンゲを最大限に生かした生地。
さっくり混ぜただけの生地はご覧のように若干ムラがあり、ふわっとした部分と超絶にふわっとした部分があります。
裏面はカリッと焼かれて羽根ができるほど。
このカリカリ焼きとふわふわスフレ状の生地を両立しているのがお見事ですね。
こうして断面を見るとしっかりパンケーキにも見えますが、口に入ると結構スフレに寄っている気がします。
もちろんパンケーキらしく確かな食感はありますし、間接焼きの粉ものらしい香ばしさも漂います。
エアリーな分シロップの浸みこみもいいですね。
よく馴染んでいい味になります。
でも生地のプレーンな味には勝てないかな?
シロップは下手に甘すぎることなく香りのいいものでしたが、バターがちょっと・・・
乳製品は北海道産にこだわっているそうですが、バターもそうなのでしょうか。
産地にこだわるのも大事ですけど、最終的にこだわるべくは味ではないかと。
バターを常温に戻して提供するのもこだわりかもしれませんが、ちょっと緩すぎな気がしました。
とはいえ、バターはなくていいほど生地が美味しいのでそれほど問題ではなかったかもしれません(笑)。
とても美味しかったです。
3回目の訪問でしたが、今回のプレーンが一番の大当たりでした。