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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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銀座の「雪ノ下銀座」で発酵バター~蜜柑蜂蜜を添えて~、静岡マスクメロン氷。

すっかりランチタイムが終わってしまったので、宿題にしていたパンケーキを食べることに。


雪ノ下銀座。
大阪発のパンケーキ店ですが、2015年2月現在都内5店舗をはじめ横浜、福岡、さらには高知、香川にまで、3月には岡山にオープン、とかなり手を広げているようです。

3Fにあるので分かりにくいのですが、いつも階段にらせん状の行列ができています。
この日は少し列が少なめだったので並んでみました。


30分ほどで入店。
ふふふ、ラッキーでした。

素材ひとつひとつにこだわるお店ということで、このお冷も鹿児島の名水なのだそう。
ちょっと甘みがあって後味すっきり。



ここはやっぱり売りのパンケーキとかき氷を一つずついただいておくことに。
「かき氷を先にお出ししてよろしいですか?」
と確認されます。
パンケーキを待つのにちょうどいいですね。

パンケーキは焼き上がりに20分かかるそうです。
並んでいるうちに注文を済ませていましたが、やっぱりそのくらいは待ったかもしれません。


発酵バター~蜜柑蜂蜜を添えて~(700円)。
なぜかパンケーキが先に登場。

・・・なぜ?(笑)


セルクルを使って焼き上げたパンケーキは整った形。


格子模様の表面、眩暈がしそうなほどスッとした崖っぷち。


メニュー名から分かる通りバターは発酵バター
量は少なめですが、それほどバターが合う生地には思えなかったので特に物足りなさも感じませんでした。

わざわざ発酵バターであることを前面に出すほどには風味は強いと思いませんでしたが、ミルクの風味がやさしく広がりますね。
ふんわり融けて香りよかったです。


生地はしっとりもっちり。
やわらかな弾力。

大量の注文をおひとりの店員さんが手際よく捌いていらっしゃいましたが、さすがに生地全体を見るとムラがありますね。
これだけ高さのある生地をセルクルを使って焼くわけですから職人の勘が必要になってくるのでしょうけど、とりあえずマニュアルに従って焼いているといったところでしょうか。


卵の量が多いということでやっぱり卵の味がしますね。
卵蒸しケーキ系の味です。
甘さはかなり控えめにしてありますが、やはり卵の味がいいので後に残る味がまろやか。

パンケーキとしては粉の香ばしさももう少し感じたいところですが、味としては素直に好きなものでした。
木村家のジャンボむしケーキプレーンって結構好きなのですけど、それが好きな方はハマるかと思います。


みかんの花の蜂蜜だそうで、柑橘の爽やかな香りも感じられます。
これは風味付いて、いいアイテムになりますね。

容器に比して少なめにも見えますが、使う量としては実際こんなもので十分だと思います。


ブレンド#7(400円)。
堀口珈琲の豆を使用。
ホットは4種類用意がありましたが、3種類はハマらなかった豆だったので迷うことなくこちらに即決しました。

まず、残念なのがカップ。
軽いアクリル製?のもので口当たりが安っぽいのですよね。

淹れるところを見ていませんでしたが、奥様が忙しく動き回りながら淹れていたようで雑味が出ながら薄い印象。
お湯の温度と注ぐポイントが適切でないのだと思います。
期待していただけにちょっと残念。
ドリップコーヒーを丁寧に淹れるにはスタッフが足りないですね。

ちなみにコーヒーは本来600円ですが、セットで頼むと200円引きでした。


静岡マスクメロン氷(1200円)。
水は一滴も使わずに作られているそう。
お酒は使っているみたいですが、ちょっと甘さに品があるなと感じる程度でお酒っぽさは分かりませんでした。


見た目にはかき氷というより「ソルベ」と言いたくなりますね。
独特のスタイル。


砂糖を使っているのかどうか分かりませんが、甘さは随分さっぱり。
ただ甘ければ流行るという時代でもないですから、このくらいも好まれるかもしれません。
ふわりとメロンの風味が立ち上がり残りますね。


ちょっと分離した感じの水の氷の粒がガリガリして気になりましたので、食感としては今一歩かな。

超人気店ですから、パンケーキ、かき氷ともに仕上がりの精度にはばらつきはあるかもしれません。
スタッフを増やせばもう少し違うのでしょうけど、削れるところは削って素材の質を高くキープしているのかもしれません。
実際粗さも感じられましたが、総じて素材の良さが際立ちました。
個人的には、もともと好きなコーヒーに関してはその「粗さ」が気になってしまいましたけど。

パンケーキもかき氷も豊富にメニューがあり、メニューによって生地、氷、削り方が全く違うのだそう。
再訪の楽しみが大きなお店ですね。
超人気店ですから、頻繁にというわけにはいきませんが、また行列の隙を突いて伺う機会を作りたいです。

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