lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「かとう」でかつを刺身、桜マス塩焼き。

3月14日(土)、さすがに土曜の混雑にも慣れてきた今日この頃。
それにしてもこの日は早い時間から人出でした。

選択肢が狭まっているのは事実ですが「ある程度並ぶのは仕方ない」と覚悟して臨めば選択肢は広がってすら感じられます。

というわけでいくつかの選択肢を胸にやってまいりましたが・・・お!かとうさんに並びなし!
久々にお邪魔することに・・・しましたが、店内満席のためお待ちくださいとのこと。


結局そこから30分以上待ちました(苦笑)。
途中で諦めるのももったいない気がしましたし^^;


かとうさんの特徴は、豊富なレギュラーメニューを穴を空けることなく毎日提供していることと、いち早い季節メニューの登場といったところ。

個人的には季節メニューに惹かれることが多いです。
といいますか、本当はレギュラーメニューを狙ってきたのに、壁のメニューを見回したらコロッと季節メニューに傾いてしまうのですよね。


というわけでこの日もコロッと、かつを刺身(1600円)。
色々あって遅れて出てきました。

ポン酢か醤油か選ぶことができますが、ポン酢に。


穂紫蘇と赤身が補色で色鮮やか。
炙った皮目側とそうでない部分3切れずつの、厚切り6切れです。


こちらはモチモチ密度の濃い弾力。
かなり酸味を感じますね。
ポン酢で甘みを加えていただきます。


そしてやっぱり炙りの香ばしさが独特。
酸味がなくなるわけではないのですけど、味の印象が全体的にちょっと変わる感じがしますね。


脂の乗った戻りガツオは生姜醤油やニンニク醤油が合う気がしますが、初鰹はさっぱりいただけるポン酢が合っているかな♪

春を感じる爽やかな香りです!


桜マス塩焼き(1400円)。
かとうさんお得意の先取り季節メニューで、少し前から出始めているようです。

ジュージュー脂が音を立てながら登場です。


桜マスとは、本マスとも呼ばれ河川から海へ下る降海型の魚。
陸封型はヤマメです。
同じように陸封型をアマゴ、降海型をサツキマスと呼ぶ組み合わせもありますが、近年は同種とされているそうです。

個体差もありますし、もうその辺りの区別はよく分かりません(苦笑)。


カマに近い部分、ラッキーですね。
脂が乗っています。


鮭、鱒、サーモン系は風味がいずれも強いですけど、桜マスは香りに品がありますね。

ホクホクしながらも、隙間にはしっかり脂を蓄えてあります。
これが旨み濃厚。

先入観もありましょうが、季節感漂う一品でした。

予想外に時間を食ってしまいましたが、春の訪れを感じさせる魚も食ってしまえましたので満足満足。
季節を感じるメニューが豊富なのはやっぱり魅力的、時々はお邪魔したいお店です。

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