帰りはちょっと寄り道して国分寺へ。
洋菓子舗茂右衛門。
手前の茶釜、蚊取り線香が入っているのですよ。
お店の雰囲気によく合っていますよね。
ムース・フロマージュ・ヴァン・ブラン(520円)。
クリームチーズのムースと白ワインのガルニチュール、ベースの生地はアーモンドの香り。
こちらはシェフの思い入れの強いケーキのようでした。
ムースはふるふるふわっと軽いもの、チーズの酸味がほどよく・・・、
というところへ白ワインががつんと酸味を重ねてきます。
これはとても鮮やか。
打ち消すことなく力を合わせてきます。
白ワイン、クリームチーズと主張の強い素材の下にあって、生地もやわらかに香ります。
しっかりとした味わいとさわやかな香り。
優等生なケーキですね。
珈琲のタルト(450円)。
タルト生地、中のガナッシュ、その上のブリュレのすべてがコーヒー。
どこを食べても香ります。
タルトはサクッと軽く、口どけよく香りよく。
これはチョコレートでしたけど、個人的にはコーヒー豆そのものでもよかったなあ。
コーヒーの味って乳脂っぽさが加わるとキャラメル的な旨みが出ますね。
キャヌレ・ド・ボルドー(250円)。
かなり購入頻度の多い1品。
焼き込みすぎず、もっちりした食感、焦げっぽさがなく生地とお酒の香りがストレートです。
シフォンケーキ(カレー)(380円)。
塩味のシフォンケーキという珍しい1品。
ラスト1でした。
ふんわり、きめ細かい舌触り、軽い弾力。
口に入っているのは間違いなくシフォンケーキなのに、間違いなくカレーの香りがします(笑)。
胡椒が効いていたかなあ。
うぐいす豆のスコーン(200円)。
いつも気になっていましたが、茂右衛門さんのスコーンをいただくのは初めてでしたでしょうか。
確かシナモンだったと思います。
うーん、食べてからブログを書くまでにあまり間を空けちゃいけませんねえ。
もったいない。
美味しいスコーンって、焼きたてのバターと小麦粉の香りがするのですよね。
これ、それでした。
これを焼きたてで食べたらこの上ない幸せでしょうねえ。
この日は訪問時間が遅めだったので生ケーキがあまりありませんでしたが、バラエティ豊富に美味しいものを色々購入できました。
・・・と思っていたら、この後さらに追加ケーキがあった模様。
もう少し粘ればよかったかなあ^^;