この日はこれしか食べ歩きができなかったので、食べ歩きネタはこれだけ。
というわけで、たまにはいつもお世話になっている場内のチーズ屋さんで購入したものをご紹介してみます。
毎週3,4種のチーズを「勉強」と称してアレコレ購入しています。
トラップエシュルニャック。
フランスはペリゴールのちょっと変わったチーズ。
くるみのリキュールでウォッシュしてあるそうで、モロにくるみの外皮の苦味と渋みの味が浸みています。
燻製のように香ばしく、キャラメリゼのように甘く香るのですよ。
ベースはゴーダとかエメンタール、それよりもう少し淡いほんのりした甘みと旨みの掴みどころがない感じ。
ここまで個性的なチーズは久しぶりでした。
多分12,000円/kgくらいだったかと。
クラード。
こちらはスペインの山羊のチーズ。
長期熟成なのだそうですけど、味わいはなんともさっぱりしたもの。
濃厚なミルクのコクの上にワインのようなすっきりした甘み、ちょっとヨーグルト系の味わいに始まって、山羊の香りはフレッシュ。
決してキツイにおいではありませんが、こうも若い香りだと苦手な方は苦手でしょうねえ。
6,000円/kgちょっとだったと思います。
この日は同じスペインのシェーブルであるマンチェゴを買うつもりでしたが、お気に入りのこちらが入っていたので思わずブレました。
テッドドゥモワンヌ。
これはスイスのチーズ。
専門のジロールという器具で薄く削ってひらひらの花びら状にするのが定番なのだそう。
ナッツのように分かりやすく濃厚な香り。
追ってくるのはショコラのようにじっとりと舌全体を覆う旨み。
これ、お気に入り中のお気に入りなのですよね。
カットを頼みづらい形のチーズなので、ちょうどいいサイズで残っているときには決まって購入するようにしています。
すごく濃いので冬にぴったり。
お酒にも合うのだと思います。
これは確か6,400円/kgくらい。
グリュイエールレゼルヴェ。
長期熟成のグリュイエールチーズ、グリュイエールはスイスのチーズのド定番ですね。
個人的にはグリュイエールマイルドの方が濃厚な味に感じられて好きなのですけど、この日はレゼルヴェがいいと教えられてこちらに。
爽やかな酸味をちょっと感じさせつつ、食感はシャリシャリと歯に当たるパルミジャーノ系。
穏やかな甘みが後を引きます。
これは7,400円/kgくらいだったと思います。
いつもハズレはないのですけど、この日は特に大当たりばかりでした。
満足満足。
チーズはいくら味を覚えても、果てなく知らないチーズが残されているので途方もなく感じています。
今後も果敢に挑戦します。
これからもよろしくお願いします。
初めてのチーズ記事でしたが、どうでしょう?
反応が芳しくなければ今回限りです( ̄▽ ̄)