五反田のブックオフで正月のセールを物色した後、代官山の方面だったのでイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの製菓材料店エピスリーの方を覗きに行きましたが、残念ながら営業しておらず。
パティスリーが営業されているのはチェックしてあったのですけどねえ・・・。
というわけで、ケーキだけ購入して帰ります( ̄▽ ̄)
ポムドゥテール(525円)。
ポムドゥテールとはフランス語でじゃがいものこと、直訳すると「大地のりんご」なのだそう。
前から気になっていたケーキですが、ようやく出会えました。
ベースのメレンゲとアーモンドの生地は香ばしくて食感も楽しいです。
素朴で素敵。
大半を占めるのはシャンティ・ショコラ・ブラン、すなわちホワイトショコラのムース。
その間に練乳のような甘さのあるじゃがいものクリーム、これは見て分かる通りバニラがほんのり香ります。
基本的にはじゃがいもはサラに潰れていますが、ほんの少しだけ粒感が分かるようになっています。
じゃがいもとうっすら分かりますが、違和感は全くありません。
ホワイトショコラが強調されたケーキでした。
これもペック社のショコラだそうですが、意識していただかなかったのが残念。
スッと入ってきた、とも言えますけど、再挑戦して味わいたいです。
エクレールキャラメル(475円)。
どっしりずっしりがっしり、ピカピカのフォンダンもたっぷりです。
つぁ~~んと脳天から抜けていくようなブランデーの香り高いキャラメルクリーム。
ちゃんと個性を描けた1品だったと思いますが、必ずしもブランデーがあった方が美味しい、というわけではないかな。
しっかり美味しいエクレールではありましたけど!
シューアラクレーム(380円)。
カシッと素朴な食感に焼き上がったシュー生地に、クリームパティシエール(カスタードクリーム)と生クリームを合わせたクリーム。
香ばしさとバニラの甘い香りって合いますねえ。
シュークリームの基本とも言えそうなスタンダードな造りでしたが、なかなかこのレベルのには出会えないのですよねえ。
「これは普通」と言えるようになればいいなと思いました。
この日もたくさんの「いい味」に出会えました。
やっぱりいいお店だなあ。
ごちそう様でした。