lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み36。

1月9日(土)、新年最初の土曜の築地。
一発目は気合いを入れて寿司大さんへ。
 
というわけで0時半に到着したら誰もいませんでした(^^;)アラ
結局この日は3時近くまで1巡目でいけたようです。
何でも18日まではセリの見学がおお休みということで、外国人観光客がガクッと減っているみたいですね。
確かにこの日お店の前の並びは全て日本人だったように思います。
 
あけましておめでとうございますー!今年もよろしくお願いしますー!
 
例年に比べたらマシな気もしますが、さすがに3時4時辺りは冷え込みましたので、お店に入ってほっとひと息。
 
新年も玉子からスタート。
ほかほかの出来たてですよ♪
 
最近の定番「ひらすずきあるからね!」と一声いただきました(^^)
そちらは握りでいただくことにして、まずはツマミからお願いします。
 
煮イカ。
この日からスタートしたのかな?
例年よりややゆっくりめのスタートのように思います。
 
ぷちぷちもっちりぶりんぶりんっ。
イカの旨みと、かかっているのは甘いツメだったかな?
胡麻も一緒にぷちぷち、海にはない香ばしさが加わります。
 
ネギトロ。
白髪ねぎ、たくあん、大葉といった薬味を添えて。
 
別皿で提供される海苔で巻いていただきます。
寿司大さんは海苔も美味しいですからねえ。
 
コリッコリッと食感のいいたくあんの甘みがまぐろの脂の甘みを押さえて旨みを引き出す感じ。
またまぐろの爽やかな香りも感じられて美味しいです。
 
飲まない組はしっかり前半戦でアラ汁をいただきます。
この日は鰤だったか、大きな塊で入っていました。
 
その鰤は焼物で。
氷見で獲れないのが話題になっていますが、このところ佐渡がずっといいですねえ。
 
カマ焼きはいただいたことがありましたが、この日はちょっと上の頭とか首周りの身だったみたいです。
醤油を塗りながら焼いた醤油焼き。
 
脂が噴出しているので、醤油と鰤の味がしっかりと混じり合っていただけます。
 
握りはひらすずきから。
旨みの中にも脂を感じますねえ。
 
こうなるとすずきと食べ比べてみたいなあ。
ほんと、人間って欲が尽きない(^^;)
 
黒鯛。
札はいつも通り「たい」でしたが、この日は真鯛でなく黒鯛。
 
旨みが強くて、身のほぐれ方が真鯛とは違いますねえ。
結構違いがちゃんと感じられて面白かったです。
 
これも欲を言えば真鯛と・・・いやいやいや(^^;)
 
ここで赤身漬けを頼みましたが少し時間がかかるので・・・、
 
先に中トロを。
ミルキーな口どけ、爽やかなまぐろの香り。
舌に軽く、滑らかに触ります。
 
最後に漬け。
寿司大さんの漬けは、良い悪いという意味ではありませんがかなり振れ幅があるのですよ。
このときのが自分史上最高の漬けだったのですけど、今回はどうでしょう。
 
おお、結構好みの感じ。
見た目淡い色だったので不安でしたが、ねっとり舌に絡みつく濃厚な食感、満遍なくまぐろと煮切りと、味が広がります。
まぐろとわさびの香りの相性の良さも改めて感じました。
 
昔どこかで見たのですけど、漬けとか〆るとかお寿司屋さんの仕事はフレンチなんかで言う火入れに近いですよね。
何が正解ということもなく無限の可能性がありそうな調理、一瞬の差でガラッと変わる中どの一点を選ぶかがお店の腕の見せ所ですね。
 
いやいや朝から大満足。
今年もまたできるだけお伺いしますので、どうぞよろしくお願いします!

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