lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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鹿児島の「伊場カレー」で伊場カレー。

次に鹿児島に行くときは絶対に行く!と決めていたお店があったのですけど・・・。
今回は事情が事情なので諦めていたのですよね。

ところが移動中に何気なくこの日の目的地と、そのお店の位置を検索してみると・・・めちゃめちゃ近いではないですか!
これは行かない手はない。


というわけで歩いて行くとそれらしき看板が。
いやでも表にはこれしかなくてちょっと戸惑います。


ビルの1階に入っていますが、こちらも目立った看板はなく。
お店のドアを開けるのに勇気が要ります。

というのもご主人的には「隠れ家的なお店でありたい」のだそうで、あまり知られたくないのだとか。
というわけで僕もちょっとふわっと紹介しています( ̄▽ ̄)


伊場カレー。
荻窪のYカレーさんが、嘘か真か「姉妹店」として紹介したこともあるカレー専門店です。
店主のお兄さんとそのお母さまかと思われるお2人で営業されています。

メニューの裏側に色々オプションがありそうでしたが、一見さんには基本メニューにしてほしいようで、見させてもらえませんでした(^^;)
というわけで基本メニューを。


伊場カレー。
メインの肉は軟骨か角煮、あるいはMIXからチョイス。
辛さは5段階、ご飯は3段階から選んで注文します。

僕は肉MIX、辛さは3、ご飯は少なめ。
辛さは4にしようとしたのですけど、一見さんは3以下にしてほしそうでしたのでこちらに。


甘いルーと辛いルーを混ぜて辛さ調整するスタイル。
ふむふむ、そしてバナナの香り。

辛さはキツく感じることはないものの、スパイスのとげもしっかり感じます。
野菜、果物はかなりの種類入っているようなのですけど、僕には到底判別できませんでした(^^;)


続いてお肉をいただきます。

こちらもこだわって選んだお肉をわざわざ送ってもらって使っているのだそう。
調理も手がかかっていそうです。


子どもの頃、母が結構作ってくれたのですけど、とろとろに煮込んだ軟骨ってカレーに合うのですよ。
弱くなりすぎず、ほろっとほぐれる豚肉、その旨み。


角煮は炙ってあることもあってか、角煮っぽく見えませんね。
肩ロースと思われる肉は、ギュッと締まっていますが噛むとジューシー。
脂身はプリッと食感よく弾けて、これもジューシー。

肉の旨みではこちらに軍配が上がりそうです。


オリーブオイルとレモン果汁で和えてあるのかな?
この辺の葉野菜も抜かりなく瑞々しく美味しい葉っぱです。

このマリネ甘酸っぱいドレッシングがまたカレーをフレッシュに変えます。


踊っているこちらのかつお節は枕崎のもの、鹿児島らしさを感じます。
訪問前は勝手にルーにもかつお出汁を効かせているのではないかと予想していたのですが、多分そちらには使っていませんでした。

かつお節は結構好みが分かれるそうで「絶対乗せないで!」という常連さんもいるのだとか。
お母さまも「私はいらない」と仰っていました(笑)。
ご主人曰く「かつお節の印象が強くなりすぎる」のだそう。


ご飯はぱらっと軽めですが、噛むとウェットな水加減。
カレーもいいけど、かつお節だけでも美味しいですねえ。


Yカレーさんとの最大の違いは、ご主人がとにかくとにかくよくしゃべる(笑)。
野菜の話、果物の話、肉の話、カレーの話、コーヒーの話まで。
毎日通ってずっと座って、延々と聞いていたい密度の濃いお話ばかりでした。

すごくいいお店だと思います。

そして個人的なことを言うと、僕は鹿児島のなまりが大好きだということを改めて感じました。
あいがとさげもした!

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