lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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四谷三丁目の「猫廼舎」でカラサンスイート、コピルアック。

大満足のランチを終えて、Aさんと一緒に四谷三丁目へ移動。
フルーツパーラーへ行かれるというAさんとお別れして、僕は〆のコーヒーをいただきに。


というわけで猫廼舎さん。

この日は面白い豆があるという情報があったのですよ。


もうそろそろ1周年が近付いてきましたが、カウンター正面に並ぶカップも随分充実してきました。
並びきらなくなったので前後2列にしてあるのですよ。

ほんの一部を除いて基本的に有田焼で揃えてあるそうです。


まずは普通にコーヒー(700円)を。
「普通に」といっても珍しいフィリピン産。
かつて「さび病」によって1度は絶滅したとされたフィリピンのコーヒーですが、奇跡的に山奥で原木のようなものが発見されて復活したのだとか。
確かその「原木のようなもの」のカラサンスイートという豆だったと思います。
福岡・美美さんの焙煎。


原種に近い感じ、ということで雑味やクセの強い感じを想像していましたが、思いの外シンプルな味わい。
繊細な苦みがちりちり舌を刺激する程度で、決して押しは強くないものの渋い魅力の光るコーヒーでした。


ちなみにカップはこんな。
柄を眺めているとコーヒーの香りと相俟ってまどろんでしまいそうな。

カップの縁、ソーサーのこだわりは以前ご紹介した通り。

そして続いてこの日の真打登場。


コピルアック。
知っている人は知っている、変わり種コーヒーとして有名ですね。
調べると「『かもめ食堂』に登場したことでも有名」とされていますが、そんなシーンありましたっけねえ(^^;)

ジャコウネコにコーヒー豆を食べさせて体内で発酵させ、「ごく自然な形」で取り出すのだそう。
もっと方法はなかったのでしょうか( ̄▽ ̄)


あ、分かる。
そんなにインパクトの強さはないのですけど、確かに分かるクセのある香り。
個人的にはホルモン系の香りに感じました。
これが発酵臭ということなのでしょうか。

ご主人から「決して特別美味しいというものでもない」と伺っていたので、美味しくいただくことができました(笑)。
珍しいコーヒーばかりありがとうございました!
とても楽しい時間を過ごすことができました。
またお願いします!

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