大満足のランチを終えて、Aさんと一緒に四谷三丁目へ移動。
フルーツパーラーへ行かれるというAさんとお別れして、僕は〆のコーヒーをいただきに。
というわけで猫廼舎さん。
この日は面白い豆があるという情報があったのですよ。
もうそろそろ1周年が近付いてきましたが、カウンター正面に並ぶカップも随分充実してきました。
並びきらなくなったので前後2列にしてあるのですよ。
ほんの一部を除いて基本的に有田焼で揃えてあるそうです。
まずは普通にコーヒー(700円)を。
「普通に」といっても珍しいフィリピン産。
かつて「さび病」によって1度は絶滅したとされたフィリピンのコーヒーですが、奇跡的に山奥で原木のようなものが発見されて復活したのだとか。
確かその「原木のようなもの」のカラサンスイートという豆だったと思います。
福岡・美美さんの焙煎。
原種に近い感じ、ということで雑味やクセの強い感じを想像していましたが、思いの外シンプルな味わい。
繊細な苦みがちりちり舌を刺激する程度で、決して押しは強くないものの渋い魅力の光るコーヒーでした。
ちなみにカップはこんな。
柄を眺めているとコーヒーの香りと相俟ってまどろんでしまいそうな。
カップの縁、ソーサーのこだわりは以前ご紹介した通り。
そして続いてこの日の真打登場。
コピルアック。
知っている人は知っている、変わり種コーヒーとして有名ですね。
調べると「『かもめ食堂』に登場したことでも有名」とされていますが、そんなシーンありましたっけねえ(^^;)
ジャコウネコにコーヒー豆を食べさせて体内で発酵させ、「ごく自然な形」で取り出すのだそう。
もっと方法はなかったのでしょうか( ̄▽ ̄)
あ、分かる。
そんなにインパクトの強さはないのですけど、確かに分かるクセのある香り。
個人的にはホルモン系の香りに感じました。
これが発酵臭ということなのでしょうか。
ご主人から「決して特別美味しいというものでもない」と伺っていたので、美味しくいただくことができました(笑)。
珍しいコーヒーばかりありがとうございました!
とても楽しい時間を過ごすことができました。
またお願いします!