米花さんを出た後はお隣の高はしさんへ。
かなり後方スタートになりましたが、前に並んでいた方がドンドンいなくなって結局いつもとさほど変わらない位置に。
スマホなくした詐欺に遭いながらしばし待ちまして入店。
あなごにこごり(軽め)、切干大根(400円)。
これ!というメインが浮かばなかったのでこんな感じに。
「頼んでいる人を初めて見た」と変な注目を浴びた切干大根。
そう言うみなさんこそメニューにない「落ち」を召し上がっていたりするのですけどね( ̄▽ ̄)
定食の小鉢で付くのでわざわざ単品で頼む人は少ないメニュー。
3代目がギュッと絞って盛り付けているので、少し食べてはほぐれて膨らんで減っているのか増えているのか分からない状態がしばらく続きました(笑)。
あなごにこごりは1.5人前くらい残っていたようで、0.5人前の方を出していただきました。
お心遣いありがとうございます。
この日は脂が結構抜けていたように思います。
煮凝りになった出汁と凝固して白んだ脂が五分と五分で融け合うのを想像していましたが、今回は出汁が身の繊維の隙間に入り込んでほぐしていくようなイメージ。
お出汁がたっぷりなので、キンと冷えたところも大きな魅力。
冬に冷たいのは・・・と敬遠してしまいそうなものですが、食べてみれば全く問題ないのですよねえ。
むしろ夏場よりもよく冷えるので魅力が増すくらい。
鰤刺し(背・腹盛り合わせ)。
メインは今が旬の鰤にしてみました。
今年は氷見の寒ブリ宣言が見送られることがニュースになって迎えた最初の週末でしたのでそういう話題も出ていて鰤が頭にあったのですよねえ。
こちらが背側。
わりと脂がよく入って、食感としても歯切れは弱いかな。
脂の甘みがじんわりと。
こちらが腹身。
反対にこちらは腹身としては穏やかな脂乗り。
背か腹か、どちらかだけ出されたら形でないと判断が付かなさそうな脂の乗り方をした鰤でした。
何にせよ、キュッと引き締まった身にすっきりとした香りの脂。
天然鰤を満喫できました。
ごちそうさまでした。
またよろしくお願いします!