飛ばしていたチーズネタを。
パストーレサルド。
イタリアの羊乳のチーズで、「サルド」は多分サルデーニャ地方のこと。
爽やかな酸味と甘みのある、そして羊乳らしい香りのチーズでした。
やっぱりクラード辺りと印象が似てきている印象ですが、こちらの方が塩気以外の要素が目立ってさっぱりと食べやすかったと思います。
6,700円/kgくらい。
ロビオラボシナ。
イタリアのウォッシュチーズといえばタレッジオくらいしかイメージがなかったですけど、これもそれだそうです。
牛と羊の2種乳使い。
皮が結構集めで苦みがしっかりしています。
中は凝縮したミルクの味で、意識しても羊っぽさは感じなかったように思います。
フルーツの香りをさりげなくリキュールでデフォルメするとかそういうイメージなのかもしれません。
1つ250gで2,400円くらい。
僕はご一緒したお兄さんと半分ずつ購入しました。
ちなみにそのお兄さんは1年前とかにこのお店に来たことがあるらしいのですけど、ご主人はそのときに話した内容までガッツリ覚えていてびっくりされていました。
ちょっと荒っぽく見えて、よく出来た方なのですよねえ。
レスターシャーレッド。
別名ヴューチェダーとも呼ばれるイギリスのチーズ。
お店の方は「レッドチェダー」とも呼んでいらっしゃいました。
アナトー色素の着色はミモレットと同じですね。
布を巻いて熟成させるので、表面は独特の質感。
やっぱりミモレットには似ていますが、舌触りはねっとりと濃厚にソフト。
甘みやしょっぱさもありますが、上手く調和をとっているのは苦み要素。
苦味が立っているわけではなく、いい位置にほどよい量入っているのですよねえ。
チーズらしい味がして、とても食べやすいチーズでした。
9,000円/kgくらい。
初めてのチーズは食べたいですし、好きなチーズも食べたいですし。
最近とても悩ましく思っています(^^;)