lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「KOTOBUKIフーズ」でパルミジャーノレッジャーノ、グラナパダーノ、ステッペン(ドイツモッツァレラ)、クロタンシャヴィニョール。

この日購入したチーズはこちら。


パルミジャーノレッジャーノ。
定番チーズですがかなり久しぶりに購入しました。
好みでいうとスイス系、フランス系のチーズが好きなのですけど、もちろんこのド定番もドストライクです。

寝かせて脂肪分を落とした牛乳と搾り立ての牛乳をミックスして作られるイタリアのチーズ。
脱脂しているためアミノ酸の結晶の浮き出たポロポロと粘りのない食感になっているのが特徴。


ヨーロッパでは食材について厳しく法律で定められているものが結構ありますけど、パルミジャーノも熟成期間に関しては「12か月以上」と決められています。
ちなみにこれは24か月熟成、長いものだと48か月なんかもあったりするようです。

強く華やかな甘み、じりじりと舌を刺激する苦みや渋み、ミルキーな風味に包まれた塩気。
とてもバランスのいい味です。

とても美味しい。

これは8,150円/kgくらい。


グラナパダーノ。
「似た系統になっちゃうけど大丈夫?」
似た系統だから食べ比べになるんです( ̄▽ ̄)というわけでこちらも購入。

先のパルミジャーノレッジャーノの方が有名かもしれませんが、あれはこちらからの派生だそう。
グラナパダーノは脱脂された牛乳のみで作られるチーズで、熟成は9か月から出荷できるのだとか。


こちらの方が粉々になります。
味わいとしては甘みは弱めで、滋味というか素朴な旨みが結構平板に続く感じ。
穀物とか、木のようなイメージ・・・というと聞こえが悪いでしょうか(^^;)

すぐ美味しい!という系統ではありませんが、味わいのあるチーズです。
やっぱり印象としては結構パルミジャーノと近いですけど、あちらの方がもてはやされるのは何となく分かる気がします。


ステッペン(ドイツモッツァレラ)。
スーパーなどでよくモッツァレラの名で売られているチーズで「モッツァレラ?」と混乱を招くので有名ですね。

実態はイタリアのモッツァレラを真似て作ったドイツのチーズです。

見た目も味も結構違うのですけど、焼いたときの伸びの感じなんかは少し似ているかもしれません。
そのまま食べると食感はスイスのエメンタールに近い感じ、味はもう少し強めでゴーダとかチェダーとかのイメージでしょうか。

何より安いのが嬉しい、2,500円/kg。
思わず300g強買ってしまいました。


もう1つ何か山羊を・・・とお願いしたところ奥から出してくださったクロタンシャヴィニョール。
フランスのシェーブルといえば、という定番のひとつ。

名前の由来は、素焼きのランプを意味するクロット、あるいは馬の羊の糞を意味するクロタンからきているといいます。
ぜひ前者であってほしいと思います。


グレーのカビで包まれているイメージがありましたが、フレッシュなものは真っ白なのだそうです。
熟成が進むうちグレー、白、青のカビで包まれ、固くなっていくのだそう。


外から見ても白いチーズでしたが、断面は白よりも白く。
エアリーなクリーム状で味わいは乳酸の立ったさっぱりとした、もはやちょっと刺激的に近い酸味を感じるチーズでした。
山羊の香りもしっかりめ。
焼くとさらに香りが野趣を増したようでしたが、口に入った後は不思議と感じませんでした。

これは1つで1,000円弱。

今回もいいお買い物ができました。
ありがとうございました!

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