ねじまき雲(陽)さんに出店していたtocoro cafeさんでもちょこちょこと焼菓子を購入しました。
白あん黒ごま二色パウンドケーキ。
淡いコントラストの白黒は、境界もなんだかよく分からない曲線を描いてちょっと独特。
商品名は「白あん黒ごま」でしたが、原材料を見ると白ごまも入っているようでした。
味の優しさはイメージ通りでしたが、強いて言うなら白あんと黒ごまのマッチングがそれほどでもなかったかも。
サクふわスコーン(ミルクバニラ)。
スコーンは生地が2タイプ、それぞれに味が数種類ありましたが、1番プレーンぽいこちらを選びました。
見た目に分かる通り、表面は結構バシッと焼き込んでありますが、中間から下の方にかけてはほろりでしっとり。
そして底面はカッチリと決めてあります。
粒あん白胡麻パウンドケーキ。
一見「田舎のお菓子」のようですが、粒あん主に香り要素で、甘みとは別に存在しているような印象。
皮を入れてあるのが、正解。
食感と渋みのある香りと。
紅茶を飲みたくなります。
塩ミルクバニラパウンドケーキ。
こちらのお菓子はどれも「甜菜糖+天然塩」の組み合わせで、基本同じお菓子をいただいているのに近い印象でした。
それぞれのお菓子に使われている素材の風味もちゃんと出してありますが、食後感の印象は同じ感じでした。
優しく穏やかなようでいて、甘みと塩気が両側から引っ張り合ってピンと張り詰めた緊張感も生まれているような。
個人的に1番惹かれたのはスコーンの味で、それというのも多分練乳の甘みが入っていたからなのですよ。
調和を取った上で、最終的にはどちらかに寄せた方が個人的には味が決まって感じられて、ハマるのかなという印象を受けました。
それだけ食べてウットリ、というよりは飲み物が美味しくなるお菓子たちだったと思います。