4月7日(木)、今週は木曜日に米花さんへ。
築地に着いた辺りからザッと雨が降り始めたので足早に向かいます。
「はい!はい!」
入り口すぐの席に着くと、この日はテンポよくお新香、お味噌汁と並べられていきます。
お味噌汁はホンビノス貝。
入っていたのは1つとはいえ大きな貝、食べ応えは十分です。
ほうれん草の黒胡麻和え、ここ最近の定番です。
この日は茎が細くて葉っぱも薄かったのでほうれん草ではないかな・・・?と吟味していたところ、お隣のそうさんも似たようなことを感じたようでした。
でも食べてみると味はほうれん草だったので、結論は「ほうれん草ですね」というところに落ち着きました( ̄▽ ̄)
小付け2つ目は、筍と手羽元の煮物。
手羽元のコッテリした脂と、甘めの味付けの懐かしい煮物でした。
筍は米花さんらしく大きめのカット。
結構気合いを入れて噛みつかないと歯が立たない屈強な繊維質を感じます。
皮目の脂が全体に行き渡って、ほろっと身離れの良い身は味付けに負けない味を持っています。
手羽系のお肉をいただくのは久しぶりでしたが、安定の食材ですよねえ。
ここまでで十分豪勢でしたが、続いてメインが登場。
刺身盛り合わせ。
のっぺりと脂の甘いまぐろ中トロ、キュイッキュイッと爽やかに貝らしさ全開に香る青柳、そしてほたるいか。
築地のほたるいかは肝の甘みと身の旨みが強くて、他でいただくのとはモノが違うのですよね♪
ほたるいかをかき分けると、下にはきびなごも。
見た目にも、味わいにも、春らしい盛り合わせでした。
築地最後の春、悔いのないように満喫させていただきました。
ごちそうさまでした!