この日は東銀座のロテサリー・レカンの入口に併設されたブーランジェリー・レカンで自分用のお土産を買って帰りました。
イートインがないので、持ち帰りに都合のいい日を狙っていたのですよね。
フレジエ(500円)。
アーモンドの生地で挟んだクリームはピスターシュ、さらに苺の並びが鮮やかで、高級店の片鱗を覗かせます。
1番上の層がキャラメリゼされているのがひとつ特徴的ですね。
クリームとキャラメリゼの間の生地は、もう飲み込まれてしまっています。
ピスターシュの香りが強め。
苺は小粒で水分が少なめな気もしますが、マリネされている分馴染みはよかったです。
ただバランス的にはピスターシュが上回っています。
生地はほぼほぼ存在感がない感じ。
中央にも苺が仕込んでありました。
でもやっぱり苺よりピスターシュ。
そしてピスターシュよりもキャラメリゼの焦げっぽい甘さが全体を飲み込んでいるというのが正直なところ。
力強いフレジエでした。
爽やかさには欠けますが、こういうのも需要はあるのかもしれません。
トロピック(480円)。
こちらはさわやかなトロピカルフルーツのムースケーキ。
3つの黒い点はパッションフルーツの種。
説明書きは「トロピカルフルーツ」とあった気がしますが、基本はパッションフルーツなのだと思います。
上手な断面を出せるかな・・・いざ！
えいやっ！
ふるふるとしたムースで、香りは軽め。
香りが広がらず甘さのベースがものを言っている系ですが、夏場に人気が出そうなケーキでした。
とりあえずレカンのケーキを経験できてよかったです。
ごちそうさまでした！
