この日はゲストの方の熱烈なリクエストもいただいて、一緒にチーズ屋さんへ。
ペコリーノ・トスカーナ。
イタリアの羊乳製のチーズです。
以前黒胡椒の入ったペコリーノをご紹介しましたが、あのときは知らなかったのですけどアレはペコリーノ・トスカーナだったらしいのですよね。
羊乳らしいコクのある甘み、その後キュンと梅干しのような酸味が残ります。
ファーストインプレッションも、中間に来る味わいも、後に残る香りも、クセがなくて食べやすいチーズでした。
こちらは10,000円/kgくらい。
ローヴドゥプロヴァンス。
いくつか山羊もおすすめいただいたうちからこちらを。
フレッシュなものはあまり入れないのだそうで、珍しかったのですよね。
ラグビーボール状の形が特徴的。
食べてみると、ミルクの味の奥からタイムが香ってくるよう。
強い香りではないのですけど、思ったよりもしっかり香りがあってちょっとびっくりするほどでした。
どうやって香りを付けているんだろう・・・と不思議に思って調べてみたところ、何と山羊自体がタイムやローズマリーを食べて育つローヴ種という種類なのだそう。
山羊乳自体からハーブの香りがするのだとか。
酸味は弱めで、味としても食べやすかったと思います。
これは1つで2,000円弱。
とても面白いチーズで、ネタ的にいいだけでなくちゃんと美味しかったです。
今週も色々とありがとうございました!