普段行かないお店に行きましょうということで、この日は天房さんへ。
それほど長い行列ではありませんでしたが、回転が遅く1時間ほど待って入店できました。
カウンターに席をいただきます。
店内ほとんどみなさん天丼をお召し上がりでした。
女性率が高めで、男性は同行の女性が食べ終わるのを待つので回転の悪さにつながっていそうです。
この日の狙いはお店のド定番のネタ。
さらに季節のものを盛り合わせで注文しました。
(僕の注文後黒板のメニューが消されました)
店内でも少し待ちましたが、お盆に乗って盛り合わせで登場。
天つゆと大根おろし付き。
狙っていた芝エビ天にはありつけましたが、残念ながら稚アユはヤマ。
幸運にも銀宝は残っていたので注文したら、僭越ながらヤマになりました。
というわけで先ほどのまっさらの黒板と相成ったわけです。
芝エビ天(500円)、銀宝天(350円)。
色付けに胡麻油も少しブレンドしているそうですが、香りはあまり感じません。
色という点で言うと、芝エビと銀宝で衣の色が大分異なった仕上がりですね。
天房さんの天ぷら、天丼というと真っ先にイメージするのはこの芝エビ。
手の小指ほどのサイズの小振りの海老がまっすぐピンと揚げられて、いかだ状に並んでいます。
比率的に言うと普通の海老より身が少なめということもあって、身の甘みよりもこの足なんかの香ばしさが際立ちます。
衣、油、海老、海老、海老。
口いっぱいに香りが広がりますねえ。
銀宝。
今年はあまり安定して出ていないようですが、タイミングさえ良ければないわけでもなさそう。
この日は幸運にも最後の1人前にありつけました。
もっちり反発する弾力の白身。
香りは上品で、淡泊ですが旨みもちゃんと感じます。
揚げることで加わるコクの深い味わいも相性抜群ですね。
こちらは付け合わせのししとうと海苔。
このところ場内だと閉店時間が1番遅いとも言われている天房さんですが、基本的に7時の開店時間から行列が途切れることがないのですよね。
その辺りがハードルの高さを上げてはいますが、それを越える後押しをしてくれるのはやさしいやさしいお母さんの存在。
またメニューも気にしつつ、お邪魔するタイミングを計りたいと思います。
ごちそうさまでした!