随分長いこと冷凍庫が破裂しそうなほど詰め込んでいたパンのストックがようやく底を付いてきたのですよ。
原材料表示を見ているだけでもかなり楽しめるパンばかりだったので、引用を多めにご紹介します。
パン・フォルコンブロート。
パン粉、押麦、小麦、アマニ、カラメル、アマランサス、オーツ麦、胡麻、ひまわりの種・・・
ポクポクプツプツと多様な穀物の歯応え。
カラメルの香りがほのかな甘みを装飾して印象的に。
パン・オ・ノア。
小麦、マッシュポテト、くるみ、ピーカンナッツ、牛乳、ラード、ハチミツ・・・
瑞々しい生地に香ばしいくるみ。
固さ、柔らかさ、口どけ、甘み、旨み、絶妙なバランス。
フリーハンドで描くやわらかな直線、繊細さの極みです。
パン・コンプレ。
ふすまを使っているのが特徴的。
ソフトでエアリー、軽やかですがパサついた感じのない食感。
よもぎ大納言。
くず粉が入っていたのが興味深かったです。
小豆が想像していたよりも甘さの強いものでした。
塩気も効いています。
パン・オ・ヴァン。
ほぼナッツとドライフルーツ、そしてお酒の香り。
水気の入ったナッツの食感を上手く整えてあります。
バゲット・プラタヌ(ハーフ)(270円)。
個人的には好きなバゲットのひとつです。
小麦粉の香りがしっかり残るタイプで、VIRONの鋭く主張する旨みとは違いいかにも小麦粉然とした田舎の素朴な香りが、小麦畑を想起させるほど広大に広がります。
ひとり暮らしにはこのセットがぴったりなのですよね。
色んなバリエーションがあるので、またたまに購入して楽しみたいと思います。