lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み42。

7月9日(土)、この日は月イチの寿司大さんへ。
この日は先頭を取って堂々と1巡目で入ることができました。
 
このところ土曜は1時台に1巡目の人数が埋まってしまうことが多かったのですけど、今回は2時くらいまで4人くらいしかいなくて意外な穴場dayだったようです。
 
おはようございます!
今回は、僕が通い始めて以来お世話になっていた2番手のAさんが退職されて新たに女性のMさんが入ったという大きな変化がありました。
 
別れは寂しいですが、出会いをまた大切にしましょう。
よろしくお願いします。
 
Mさんはまだ握られていないようですので、握り手は店長とYくんのお2人。
ひとり減ると大きいのではないかと思いましたが、いただいていてペースが気になることはありませんでした。
 
さすが百戦錬磨の寿司大さんですね。
 
アラ汁をいただきまして、今回はスタートから握りをいただくことにします。
 
よし、光物で揃えますよ!
 
新子6枚付け。
今回の目玉は何といってもこちら、今の時期だけの貴重なネタですからね。
3枚か4枚くらいは見ることもありますが、こんな枚数でやってくださるところはなかなかないように思います。
 
塩気と酸味、甘みと旨みもほんのり残って、どことなく梅干しを思わせる味わい。
 
玉子、今回はやや緩めの焼き。
味わいとしては、悪い意味でなく油の味が出ていたように思いました。
 
鹿児島の釣り鯵。
こちらも夏場に美味しいお魚なので押さえておきましょう。
ちゅるりと艶めかしい舌触り。
 
脂の甘みと煮切りの醤油っ気、そして鯵の香り。
個人的な感覚ですけど、ひとつの「寿司らしい味」のように思います。
 
さらに続いて旬の鰯を。
こちらの薬味は白ネギ、なぜだか鰯にはこのイメージがありますよね。
 
それにしてもかなりの脂の層の厚み。
あまり詳しくないのですけど、進撃の巨人の巨人を思わせる色合いだなあと思いながらいただきました。
 
駆逐されました。
 
光物縛りで鯖も。
秋鯖、寒鯖と言われるように気温が下がってきてからの真鯖がやはり人気ですが、夏場の胡麻鯖もまたひと味違った魅力があったりするのですよね。
そして今回は真鯖のブランドとしても有名な松輪のものだそう。
 
やや締まりは弱いですが、脂と旨みのバランスが抜群。
胡麻鯖でこの脂はなかなかないと思います。
〆加減が軽めなのもこの鯖には合っていましたし、会心の1貫でした。
 
このためなら何時からでも「私待つわ いつまでも待つわ」と言いたくなる松輪の鯖でした。
 
真ごち。
ここで突然白身を挟みます。
 
かなり光物に頭が慣れたところで白身が入ると、この独特の旨み、香りが切れ込むように鋭く入ってきます。
素晴らしい。
 
さごち。
突然真ごちを挟んだのは「真ごちとさごちをください」と言ってみたかったからなのですけど、ややウケをいただきました。
 
皮目の香ばしさとふわふわの身とミルキーな脂。
 
最後にもう一度、鯖を。
この週の平日にいらっしゃっていたそうさんも松輪の鯖を召し上がったそうですが、同じく好印象だったようでした。
 
この冬は鯖がさっぱりでしたが、それを取り戻すかのように見事な味わいでした。
 
いよいよ夏を迎えてしまいました。
普通であれば新しい季節の到来とともに次々と現れる旬のネタに目を輝かせるものですが、今年ばかりは場内市場移転が刻々と近付いてきていることが頭をちらついて仕方ありませんね。
1回でも多くお邪魔できるように、機会を伺いたいと思います。
 
今回もありがとうございました!
ごちそうさまでした。

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