lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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荻窪の「吉田カレー」で国産黒毛和牛すじ煮込みカレー。

7月18日(月)、3連休最終日のこの日も前日が遅かったので朝は家でゆっくりして、お昼に荻窪に出かけます。
吉田カレーさんが祝日特別営業でこの日限定のメニューを提供されていたのですよね。


超レアメニューということで、開店30分前の時点で20人以上の行列が出来ていましたが、意外に回転は速かったと思います。
こちらのお客さんは「分かっている」方が多いので、サッと食べたらお会計をして「美味しかったです」とだけ声をかけて帰って行かれるのが基本なのですよね。


テーブル席は初めてだったかな?
いつもひとりで伺うのでカウンターに案内されていましたが、今回はタイミングの関係でテーブルで相席でした。
テーブル席の場合は席に着く前にご主人に注文を伝えて、料理が出来たらカウンターまで自分で取りに行くセルフスタイルなので注意が必要です。

この日は限定メニューに絞って営業されていたこともあってか、注文後はササッと登場。


国産黒毛和牛すじ煮込みカレー(1500円)。
北海道産47%生クリームと発酵バターを使用しているとのこと。
ビーフを使うともっと黒いカレーになるイメージでしたが、色合い的には吉田カレーさんのカレーと大きく違わない爽やかな感じですね。


いつものイメージに近い薬味に加えてフライドオニオン、胡麻がかかります。
この胡麻が意外に効いていて、弾けたときの香ばしさがカレーの脂肪分を捉えて全体を包む胡麻感が生まれていました。


いつもよりフルーツは控えめに感じられます。
スパイスは吉田カレーさんらしい香りではあるのですけど、フルーツを介していないせいかストレートに鼻に抜けてきたように思います。
爽快感が何割か増しに感じられました。


国産黒毛和牛のすじ肉、こちらのお店が選ぶくらいですから質のいいものを使っていそう。
国産らしい角のない脂のまろやかな甘みが印象的。


スパイスの香りの移ったオイルがなみなみと注がれています。
バター、生クリーム由来の乳脂、牛すじからもかなり油分は出ていそうですね。
サラッとした口当たりながら甘みと旨みもほんのり感じられるオイルでした。

正直に申し上げると、期待したほどの「煮込み」感はなかったのですけど、カレーとして単純に美味しかったです。
こちらのご主人は、激務にもかかわらず研究熱心というか、カレー作りを楽しまれているのが伝わってきてその辺りもファンを惹きつける魅力なのだと思うのですよね。
今後もSNSで公式情報をチェックして、せっせと吉田カレーワールドに染まりたいと思います。

限定メニューをいただくのは初めてでしたが、うっとりと「来てよかったなあ」などと考えつつ、サッと食べ終えてお会計を済ませ「美味しかったです!」とお店をあとにします。
ごちそうさまでした!

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