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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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高田馬場の「成蔵」で霧降高原豚のシャ豚ブリアンかつ。

7月27日(水)、休日だと混みそうなお店に行ってみようと思い立ち、高田馬場へ。


とんかつ成蔵。
2010年オープンのお店で、食べログでも高得点を獲得する超人気店です。

この日は12時頃にお店に着きましたが、30人ほどの行列ができていました。
意外だったのは多くが海外からのお客さんだったこと、もしかしたら半分以上がそうだったかもしれません。


並んでいる間にメニューを渡されます。
日によって仕入れが替わる数種のブランド豚など目移りしてしまいますが、時間はたっぷりあるのでしっかり悩んで決めることができます。

結局1時間半ほど待って店内へ。


事前に注文を伝えてあることもあって、席に着いてからとんかつが登場するまではわりと早め。

ちなみにお店推奨のとんかつの食べ方は、写真のピンクの岩塩のようです。


霧降高原豚シャ豚ブリアンかつ(2290円)。
シャ豚ブリアンというのは、牛肉でいうところの「シャトーブリアン」に当たるヒレ肉の中でも最もやわらかい部位のことなのだそう。
調べても成蔵の情報しか出ないので、こちらのお店独自の呼び名なのかな。

とんかつ屋さんでは大抵ロースを選びますが、成蔵さんはヒレのイメージが強かったのですよね。


C球(←分かる人には分かる)より少し小さいくらいのサイズの塊を、低温で長時間かけてじっくり揚げてあります。
淡い色の衣がほわっと。

低温揚げだと基本的に油切れは悪くなってしまいますので、その辺は理解した上で注文する必要がありますね。


「箸で簡単に切れる」という噂でしたが、衣がガッツリ剥がれてしまうので個人的にはあまりオススメしません。
ただ剥がれた衣を食べてみて感じたのは、衣がすごくいい味なのですよね。
滲み出る油に味と香りがしっかり乗っていて、これだけではっきりとした美味しさがあります。

SPF豚のように色味に出るわけではないので火入れの良し悪しは分かりにくいのですけど、やわらかさを残して表面から中心部までどこを取っても味の濃い、濃いいお肉に仕上がっていました。

ちなみにメニューに書いてあった説明によると、霧降高原豚は成蔵さんで扱う豚の中で最も「あっさり」の位置に分類されていました。


キャベツは水にさらしていなさそうでちょっとパサッとしてはいたものの、個人的には味が抜けないのでこちらの方がいいと思います。
水にさらすと栄養も抜けてしまいますからね。


ポテトサラダ。
マヨが多めで最初はマヨネーズの印象がほとんど。
後から感じるジャガイモの香りは質が良さそうですが、やっぱりマヨネーズに押され気味でちょっともったいないかと。


キュウリ、ワカメ、カニカマの酢の物
酢が控えめで穏やかな味わい。
献立全体のバランスからいうともっと酢が強くていい気もします。
メインが揚げ物ですしね!


衣の美味しさと使っている肉の質の良さが印象に残りました。
他の銘柄豚やロースカツ、メンチカツなどのメニューも気になるので、また機会をみつけて訪問したいと思います。

ごちそうさまでした!

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