愛養さんを出たら土曜の朝恒例の高はしさんへ。
待ち時間は2時間以上と長めでしたが、色んな方とお話しながらでしたのであっという間に開店時間に。
前日は遅い時間の訪問だったので気になるメニューは完売していましたが、この日も出ていたのでそちらをお願いしました。
他の方もそれ狙いの方が多かったようです。
まずは胡瓜かつおぶし醤油あえ(300円)。
コリッと胡瓜の歯応え、風味のいい鰹と強めの醤油。
胡瓜の甘みもいいですね。
新さんま味噌煮(2000円)。
注文後「崩れたらごめんね」と3代目からアナウンスがありましたが、尻尾はわざと落としているようです。
肩まで煮汁に浸かった秋刀魚は、半身浴さながらでどこかほっこり。
脂が乗っているかのバロメーターとされる口の先が黄色くなっているのが分かりますね。
今週もかなり胴回りの太い秋刀魚でした。
ギンギラギンの皮目もぷよぷよと膨らんで、皮下に脂を厚く蓄えているのが見て取れました。
では、遠慮なく!
包丁を細かく入れてありますが脂がしっかり中に残っていました。
塩焼きほど香りの強さはありませんが、煮汁と混じり合ったときに個性が染み渡る流れが秀逸。
唇にふるふると触れる食感もたまりません。
単に味噌煮の味付けがいいとも言えるかもしれませんが、秋刀魚の脂との相性も抜群によかったと思います。
個人的にはかなりハマる一品でした。
秋刀魚というと塩焼き一択だと決めつけていましたが、これにはかなりヤラれました。
次回から迷っちゃうな。
嬉しい悲鳴を上げながら、今週もごちそうさまでした!