lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「八千代」でカツカレー(ご飯無し)。

この日の2軒目はAさんと2人でしたので、ちょっといつもと変化を付けて八千代さんへ。
店前で迷おうとしたちょうどそのタイミングでお店のお母さんが中からどーんと出ていらっしゃったので、元気に挨拶して店内に入ります。
 
先日の土曜日は昨年正月のマツコの知らない世界放映直後以来くらいの行列ができていましたが、この日は幸運にもすんなり入ることができました。
こういう日もあって最近は混雑具合が読めないというのが正直なところですが、夏休みが終わってからむしろ混むようになっている気がするのが興味深いです。
 
今回は注文したいものがあってAさんにお願いしてこちらにお邪魔したのですが、お目当てのメニューというのが・・・
 
カツカレー(ご飯無し)。(1100円)。
以前「ロースカツにカレーをかける」のは無理と言われましたが、「カツカレーのご飯無し」ならやってもらえるのではないかと狙っていたのですよ(屁理屈)。
店員さんが前回断られたお姉さんではなくお母さんだったことや、お店の馴染み客であるAさんとご一緒させていただいたことなど、何が決定打になったのかは分かりませんがとりあえずすんなりと注文できました。
 
めげずにトライした自分を褒めてあげたくなります。
屁理屈こねてよかったよ・・・ひねくれ者万歳。
 
カレーは塩と胡椒がしっかり効いてシャープな味わい、香りは日本のおうちカレー然としたマイルドなもの。
お肉と玉ねぎがゴロゴロと入って、意外に具の満足感がありました。
 
八千代さんといえば、のコールスロー風サラダも付きます。
 
バイブル通り右から2番目の断面を見えるようにして・・・
 
たまたまかもしれませんが、前回いただいたロースカツより厚さはないように感じました。
その分面積は広かったのでグラム的には変わらないかもしれませんし、あるいはロースカツとカツカレーのカツでは違うものを使っているのかもしれません。
 
結構脂身が多かったのでその辺りは好みが分かれると思います。
僕の周りだと好意的に受け取る方が多そうな気がするのは個人的な印象です。
 
さらに個人的な話を重ねると、我が実家ではサッカー日本代表の重要な試合の際は夕飯がエスニックチキンカツカレーで、いつもの食卓ではなくテレビの観られるこたつで食べながら観戦するというしきたりがあったのですよね。
 
たまにカツカレーを食べるとその思い出が蘇ることがあるのですけど、このマイルドなカレーは妙に鮮明にそのときの情景をフラッシュバックさせてくれました。
 
サラダの野菜から出た水分とマヨネーズの混じり合った「ソース」がお皿に溜まって揚げ物をグズグズにするのが密かな楽しみなのですけど、今回はそこにカレーが加わります。
 
このマヨが加わった感じも、いつものカレーにココナッツミルクを加えただけの実家の「なんちゃってエスニックカレー」に近付くようでよかったです。
 
小田保さんでカツカレーアタマをいただいたときは「勝負あったな・・・」と思って八千代さんのは「一応食べ比べておこう」くらいの気持ちでしたが、侮るなかれ、こちらも素晴らしかったですねえ。
築地のカレーライスにありがちな「ルーが足りない」問題も、とんかつのソースと考えれば十分な量で、解消されていたと思います。
 
大満足の朝ごはんでした。
Aさんありがとうございました。

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