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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み48。

12月3日(土)、今月は第1土曜日に寿司大さんへ。
月後半にすると寒さに耐えられなくなる気がしたのですよね。
 
今回はこの方含め、見知った方と4人で並んだのでとても楽しかったです♪
とても寒かったですけどね!
 
お店に入ると、
「お疲れさま~すいませんね~ありがとう~」
と開店待ちの労をねぎらってくださいます。
 
温かいお言葉と雰囲気にすっかり心が温まりますが、
さすがに身体は若干温め足りないので、
 
ズズ、ズズッとお茶をすすりつつ、決して湯呑みを放すことなく両手でガッチリ握り締めます。
 
本日のおすすめネタを聞いて、注文を考えていきます。
 
毎回恒例の「スズキかヒラスズキか」の確認からスタート。
今月はまだスズキでした。
 
来月辺りからもしかすると・・・?
 
最初の注文をお願いしたところへ、アラ汁。
飲みながら待ちましょう。
 
海苔と何か(太刀魚かな)の魚卵が美味し。
 
まずは春子の炙りを梅肉で。
前回もこれをお願いしましたが、湯霜でいい?と返されたので湯霜でいただいたのですよ。
 
今回は普通に炙りでお願いできました。
 
鯛の皮目の香ばしさとシャープな旨み。
梅肉の甘みで調子を整えます。
 
玉子。
今回は中心近くがトロリと半生仕上げでしたねえ。
 
半生スイーツみたい。
 
鯖は銚子。
激推しされたので喜んで乗っかりましたが・・・
 
これ!すごくいい!
皮下の層、身の細部まで行き渡った脂が、ほどほどよりやや多め。
 
皮目はさっくり、身はねっとり。
 
鯖の香りが広がります。
 
素ぁ晴らしい!
 
カワハギ。
今年は入らない日も結構あるそうですが、この日は無事にありつけました。
 
いつもコリッとした歯応えの白身のイメージでしたが、この日は脂が乗っていてしっとりした身質。
肝が小さい分、身に脂が残るのかな?
 
普段とは違った印象で面白かったです。
 
鰤は氷見!
寿司大さんで氷見の鰤をいただくのなんていつ振りだろう?
いつ「ぶり」だろう!
 
まずカウンターを縦断しようかというサイズ感に圧倒されます。
 
脂も・・・ノッてるノッてる♪
時期的なことなのか、個体差か、脂がそれほど重くなく、さらっとした後口ですが、それでもひんやりじゅんわり口内に行き渡る脂が絶品でした。
 
今年は鰤の調子が良さそうなので、来月、再来月とまた楽しみになります。
 
これはわさび醤油で。
 
ジャクッと強めの歯応え、脂は濃く低く重いトーンの旨み。
 
のどぐろは長崎の紅瞳でした。
全体がバターのように甘くとろけます。
 
脂は若干軽めだったかと。
 
とはいえ甘い、甘い脂。
これくらいがバランス的にはいいかもしれません。
 
鰤をおかわり!
 
「・・・来月、再来月とまた楽しみに・・・」などと言いつつ、もう我慢できなくなってたりして。
 
2貫目の方がプリッとした身質が残る部位でした。
 
見た目は1貫目の方が脂が強そうに見えますが、食べた印象としてはあまり変わらない「充脂感」でした。
 
鯖もおかわり!
悔いのないように。
 
鯖は明らかに2貫目の方が鮮やかなのが出てきました。
皮目といい、身と血合いといい、コントラストが瞭然と。
 
先ほどより血合いが広くて、より濃く、色濃く鯖の香り。
 
ちゅるっと舌に当たります。
 
食感も良し!
 
今回は珍しく2種もおかわりしてしまいましたが、これは間違いのない選択だったと改めて感じます。
むしろもう1貫!と行ってしまってもよかったかも?
 
冬の行列は、シンプルに「寒い」のですけど、並ぶだけの価値のある美味しい魚が待っているのもまた紛れもない事実。
大大大満足でございました。
 
ごちそうさまでした!

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