12月5日(月)、金曜くらいからJさんがツイッターに上げていた魚がそろそろ出そうかな、と予想しつつ米花さんへ。
おはようございます!
ご挨拶するやいなやいきなり出てきたのは…
ヤナギガレイとぶり大根。
このカレイを「干している」とのことで、いつ出てくるか楽しみにしていたのですよ。
ぶり大根は冬の米花さんの定番。
年によっては冬場は毎日のように提供されるのですよね。
「ムシガレイね!」と渡されましたが、ヤナギガレイはムシガレイとも言うのですよね。
(ムシガレイと言うと別の魚を指すこともあるそう)
柳の葉の形に似てる、という由来を覚えておけば思い出しやすい名前ですね。
ヤナギムシガレイとかササガレイとか別名はたくさんあるそうですけど。
干して水分が抜けているので、ほくっとして濃い味。
カリカリのエンガワは骨もろともバリバリいただきます。
塩気の強いところをレモンですすぐようにして、さっぱりと。
ぶり大根、というには色々具材が入っていますねえ。
しいたけ、こんにゃく、厚揚げ。
むしろ具のバランスから言えば、
「おでんに鰤が入っている」
に近いかもしれません。
この厚みの大根が芯までジュワジュワに出汁を吸っているのですよ。
冬の大根の甘い"果汁"と相俟った優しいお出汁ですが、
やっぱり鰤が「おでんじゃないんでぶり大根なんで」と主張するかのようなはっきりした味わい。
煮えすぎに見えた鰤は脂の乗ったところで、食べてみるとドロリととろけるしっかり「冬の鰤」でした。
この日も朝から手の込んだ品々をありがとうございました!
ごちそうさまでした。