この日は午前中で築地を離れて、四谷三丁目まで散歩。
今年も1年お世話になった猫廼舎さんへ年末のご挨拶でやってまいりました。
先客はありませんでしたが、じわじわと常連さんがいらっしゃって気が付くとカウンターがちょうど埋まりました。
ブログお引越しの話になってアドバイスなんかもいただきつつ。
ちなみに、スマホ版の最下部に月別表示を付けたのは、このときいただいたアドバイスによるものです。
ありがとうございます。
ブレンド(700円)。
まあまあの回数伺っているとは思いますが、目にするのも初めてのカップでした。
猫廼舎さんは、全て有田焼のカップを豊富に揃えていらっしゃいるのですよね。
カウンター後ろに並べてあるカップも、伺うたび多少変化があったりして、眺めるのにちょうどよかったり。
お正月っぽいものということで「宝尽くし」のカップを選んでくださったそう。
この日は苦みはしっかりあるものの、わりと飲み口の軽い味わいだったような。
めでたい、ありがたみを感じながら、口福感に浸ります。
せっかくなので、チーズケーキ(400円)も。
「水分が抜けて固めになってるかも」とのこと。
確かに、心なしかキリッとシャープな出で立ちにも見えますね。
ギュギュッと詰まって、ネッチリした舌触り。
少し風味が飛び気味ではありましたが、食感の濃厚さがコーヒーに合わせるのにちょうどよかったです。
チーズケーキを食べ終わった頃に、
「こんなのもあるんだけど、食べる?」
と出していただいたのは・・・
スドーレン2種。
松陰神社前にある「ブーランジェリー・スドウ」さんのシュトーレン。
シュトーレンのランキング等では上位常連、人気の1品ですね。
自分ではもう「他のお店」のシュトーレンは興味がなくなっていたので、
逆にこの機会は貴重でした。
ありがとうございますー♪
こちらはプレーンのシュトーレン。
個人的にシュトーレンというと、
仕上げに漬け込んだバターでベチャッとしている、
そこに粉糖が中途半端に融けかけている、
ドライフルーツやナッツ、マジパンが安っぽい、
といった辺りが気になることが多いのですが、これはそれらが気にならなかったように思います。
逆にプラス点として、アーモンドの香り良さが飛びぬけて印象に残りました。
こちらは和風バージョンの「和み」。
生地によもぎを練り込んであるそうです。
お豆類やきな粉、さらに和三盆の甘みで、見事に和風な1品に仕上がっていました。
よもぎの香りはもっとインパクトを持たせてもよかったかな。
やはりこちらもヘーゼルナッツの香りがとても印象に残って、印象を持っていかれました。
さすが、噂に違わぬ実力店のシュトーレンだったと思います。
ナッツやドライフルーツは結構いいのを使っていらっしゃいそうでしたが、1本3000円なのだとか?
全体のサイズ感がちょっと分かりませんが、かなり良心的なシュトーレンに感じました。
というわけで、すっかりシュトーレンの感想に突っ込んでしまいましたが、
猫廼舎さんにも今年は大変お世話になりました。
また新年もよろしくお願いいたしますー♪♪