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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

築地を中心に食べ歩いています。よく食べ、よく歩きます。

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荻窪の「吉田カレー」で伊場カレー(上)(鹿児島県産黒毛和牛A5うわみすじ)。

お昼は荻窪の吉田カレーさんへ。
 
吉田カレーさんは2016年の年末から休業していて再開は2月頃(あくまで予定)になるとのことですが、
1/21~23の期間限定で鹿児島の伊場カレーさんがやってきてスペシャル営業をされていたのですよ!
 
2回転目くらいで着席。
 
お店の方は、果たしてお客さんが来るのかさえ不安になっていたとかいうことですが、
吉田カレーさんの人気っぷり、伊場カレーさんの噂を聞きつけて、さらに吉田さんが長期休業中という事情も加わったからか、
開店前から大行列ができていらっしゃいました。
 
ハニーアーモンド生クリームバナナミルク(鹿児島県産ハチミツ使用)(ハーフ)(300円)。
 
「鹿児島および九州の食材」にこだわっていらっしゃったので、吉田カレーさん名物のバナナミルクにも鹿児島県産のハチミツを使用していらっしゃいました。
 
アーモンドはホールのままミキサーにかけているのか、写真でもうっすら見えるほどに粒状で残っていました。
 
バナナの重さはなく、生クリームのコクが主張するミルクにバナナの香りがするようなイメージ。
ハチミツは正直あまり分かりませんでしたが、逆に言えばそれだけ「クセのない」甘みだったのかもしれません。
 
このハーフというサイズ感がちょうどよかったのか注文するお客さんが多かった気がしますが、
カレーが吉田カレーさんのイメージよりは辛さが立っていたこともあってか「大当たり」や反対に「頼めばよかった」という声が結構聞かれました。
 
伊場カレー(上)(2500円)(MIX)(ごはん無し)。
 
この日は並(2000円)と上の2種類に絞ったメニュー構成で、違いはメインが乗るか乗らないか。
となると、ほとんどみなさん"上"を選ばれていたように思います。
 
鹿児島県産有機野菜のアチャール。
こちらは吉田さん作成だそうです。
 
色々入っていましたが、柑橘(レモン?)、コリアンダー、にんにく、大根が印象に残りました。
大根は1種類ではなさそうで、甘みの強くてみじん切りでもはっきりと香りがそれと分かる大根でした。
一瞬パクチーも入ってるかな?と感じたのですけど、コリアンダーだったかもしれません。
 
鹿児島県産黒毛和牛A5うわみすじ。
この日の"上"限定のメイン食材はこちら。
 
口に入れると濃っ厚な脂。
イメージしたのは、卵黄を口の中で弾けさせた感じ。
濃っ厚な脂です。
 
「うわみすじ」を調べると「脂の少ない赤身」とあるのですけど、これはそれとはズレた部位なのかも。
 
湧水町の有機栽培水菜。
 
いきなり凄まじい肉を堪能してしまいましたが、伊場カレーさんといえば鹿児島の美味しい有機栽培野菜が代名詞なのですよ。
 
青い香りを詰めて詰めて濃くしたら苦みになったような、パンチのある味わい。
 
鹿児島県枕崎産鰹節。
 
鰹節って意外に印象が強くて、伊場カレーさんでも賛否あるようなのですが、
他のそれぞれの要素との相性が、どれを取っても抜群。
 
お肉の味を思い出しても、ルーの味を思い出しても、水菜の味を思い出しても、いつも鰹節が顔を覗かせている感じ。
 
今回は甘口と辛口が半々の「MIX」で注文しましたが・・・結構辛いですね。
 
フルーツの甘さ推しではなく、感じるのは柑橘の"苦み"。
柑橘の苦味からスパイスの香りでグングンと広がっていく世界観、ちょっとイメージさえしたことのない味わいでした。
 
伊場さんのカレーの辛さって、後半になるに従って慣れてくるのか味がはっきり感じられるようになってくるのですよね。
というか、むしろ味が変化してくるような感覚に近いかもしれません。
 
辛いなあと思いつつ、食べている間は"バナナミルク"の存在をすっかり忘れていたくらい、無我夢中になっていました。
 
長崎県産雲仙極み豚の盛り合わせ。
これがあるから「鹿児島および九州の食材」と言うことになるのですよ。
 
鹿児島だったら黒豚があるのでは?と思ってしまうのですけど、この豚が美味しいから使うというご主人のこだわり。
逆に、産地にこだわらず美味しいものを使う、という信条の中で選ばれた他の食材への期待も俄然高まるというものなのですよね。
 
そしてこの豚が素晴らしいのですよ。
力強い弾力がありながら、軽い。
歯が触れたときは張り詰めたような緊張感がありますが、次の瞬間糸が切れたようにストンとt噛み切ることができます。
 
やさしくストレスをかけずに全体に火を入れたところへ、提供直前に表面だけ炙る。
丁寧な工程と、食材の持つ力が為す業ですね。
 
トロトロのコラーゲン質に飲み込まれるように・・・いや、まあ僕が飲み込むんですけどね!
 
今回は、野菜よりもお肉の印象がひたすらに強く残りました。
もちろん水菜、鰹節も、鹿児島の食材の味の濃さを見せつけてくれましたが、やっぱり何といってもこの日はお肉。
出張営業というハンデ(?)を一切感じさせない、個性爆発独壇場。
転校生がいきなり学園のトップに立ってしまったような、そんなインパクトの登校初日でした。
 
ああ!今年も鹿児島に行かなきゃな!そう思ったのは僕だけではないはず♪と感じる魅力たっぷりのカレーでした。
ごちそうさまでした!

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