lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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中華街の「東林」でカツ丼アタマ。

この日の東横線沿線行脚の最終目的地は、直通のみなとみらい線で横浜・中華街へ。
 
こちらのブログで、ずっと気になっていたレアメニューがレギュラーメニューに昇格したと知って確かめるべく参上した次第です。
 
東林。
重慶飯店別館の向かいの通りを斜めに入っていったところにお店があります。
 
中途半端な時間だったので、先客は3組ほど。
 
問題のメニューをお願いすると「ちょっとお待ちください」と店員さんが厨房へ。
 
しばらく戻っていらっしゃらなかったので不穏な空気を感じましたが、
「お時間いただきますけど大丈夫ですか?」
とのこと。
 
お願いすることができてひと安心しました。
 
そして実際はそれほど待たずに出てきたのは・・・
 
カツ丼アタマ(850円)。
もともとまかないで作っていたメニューが不定期でランチメニューに入るようになって、陰の人気メニューになったカツ丼。
満を持してレギュラー昇格を果たしたそうなのですよね。
 
ご飯なしでおかずだけいただけますか?と身振り手振りを交えて中国人かと思われる店員さんにお願いしたら、
「アタマだけってことですか?」
と返されて、無事に注文を通していただけました。
 
ご飯なしでも値段は変わらず、セットの中華スープ付きとのことでした。
 
ちゃんと七味も出て来ました。
 
このメニュー以外で使うことはないでしょうから、わざわざ用意されているのでしょうね。
 
やや薄めのロースカツを小松菜、たっぷりの玉ねぎと一緒に卵とじ。
 
ネットで過去に召し上がった方の写真を見ると、丼のパターンと平皿のパターンとあるようですね。
今回はアタマだけなことも関係してか、平皿盛りでした。
 
ロース肉は脂身が多くて好みが分かれそうですが、個人的には大アリ。
むしろ大当たり。
 
噛むとジュッジュッと甘ーい脂が噴出してきます。
 
卵はほどよく半熟、生っぽいところも残る浅めの仕上がり。
甘くて薄めの、食べやすい味付けが意外でした。
 
衣はチャリチャリとクリスピーさが残った状態で、これも好み。
煮汁をたっぷり吸ってよく膨らんで、ちょっとクリスピー、これ満点をあげたいくらいでした。
 
忘れず七味もかけてみると・・・日本!
そもそも中華っぽさは、しいて言うなら青菜くらいのものでしたが、七味をかけると驚くほどに日本っぽさが出ました。
 
いやいやいやいや、「1度は食べておきたい」くらいの気持ちで伺いましたが、ど真ん中ストレートで好みにハマりました。
これはまた機会をみつけて食べに行ってしまいそうです。
 
朝からどのお店も満足し続けた幸せな1日でしたが、〆に相応しいインパクトと幸福感をえることができました。
ごちそうさまでした!

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