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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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東銀座の「cafe 634」でモーニングトースト(角食トースト with チーズ)、モーニングコーヒー、レモンのタルト。

続いて東銀座のカフェへ。
 
平日限定でモーニングをいただけるということで、お邪魔する機会を伺っていたのですよ。
 
cafe 634。
お店のオープンは2004年、1度店舗改装のため1年半休業する間、1年大森で営業されていたそう。
 
スマートでスタイリッシュな外観からてっきり期待のルーキーかと思っていましたが、泣く子も黙る10年選手だったのですねえ。
 
さっそくお洒落なアングルで写真を撮っているように思われるかもしれませんが、注目してほしいのはカウンター上のランプ。
 
椅子に座る際、身長が高い方ではない僕でもスッコーンとジャストミートする高さにセッティングされていましたよ、という注意喚起です。
 
モーニングメニューはトーストとコーヒー、その他スイーツも注文できるようでした。
 
「トーストだけ」にしては、カトラリーにお箸が入っているのが気になりますね。
 
先客はありませんでしたが、思ったより待ちました。
 
手持ち無沙汰だったので写真をパチリ。
暇と、お洒落な空間を持て余しています。
 
ようやく登場、モーニングトースト(角食トースト with チーズ)(300円)、モーニングコーヒー(フレンチプレス)(250円)。
 
この立地で、ちゃんと空間づくりもされたカフェだったので、価格にちょっと驚きました。
 
トースト、サラダ、コーヒー。
 
無駄のないシンプルなモーニング。
ではではいただきましょう。
 
まずはコーヒー。
 
個人的にフレンチプレスってあまり経験はないのですが、それというのもそんなにいいイメージを与えてくれるフレンチプレスに当たったことがなかったのですよ。
 
フレンチプレスは表面にコーヒー豆由来のオイルが浮いているのと、底にコーヒー豆の粉末が沈んで残っているのが特徴。
 
抽出自体は比較的あっさりさっぱりですが、オイルのコクと粉末のざらつきが紛らせてくれてシックな飲み口。
今までいただいたことのあるフレンチプレスの中では最上位くらいにいい印象でした。
 
ライ麦と黒糖を使っているのだとかいう真っ黒な角食にチーズはシュレッドが2タイプでしょうか。
 
多分ステッペン系とチェダー系、量は半々ではないのかな。
チーズは見た目ほど厚みがなくて香りもそこそこなのですけど、仕上げに振ったブラックペッパーがむしろスッと入ってきました。
 
トーストはしっかり厚さのあるスライス。
特に「自家製」といった表記はなかったので、仕入れ品なのでしょうか。
 
パンとしての香りが全く感じられず、食感も貧相。
これはちょっとイマイチ。
チーズトーストの他にあんこトーストというメニューもあって、次回はそちらかな・・・と思っていたのですけどねえ。
 
300円という価格を考えれば、太っ腹大サービスのチーズトーストでした。
 
全然関係ないですけど、「角食トースト with チーズ」って、今年流行りの芸人さんっぽく読みたくなってしまいますよね。
ね。
 
レモンのタルト(540円)。
スイーツは定番系も5種類ほどあるようでしたが、この日は季節限定のメニューをいただくことに。
 
人気のこちらのタルト、そろそろ終了ということだったのでついつい惹かれてしまいました。
 
国産レモンを使ったレモンクリームのタルトに、徳島県産のすだちをあしらってあります。
 
 
レモンクリームはゆるめにネットリ、あまり複雑なところはなく甘みとレモンの酸味のストレートな味わい。
 
すだちをパクッと口に入れると、こちらはシビれるほどパンチのある苦みを孕んだ酸味。
レモンクリームと合わせていい味にまとまりました。
 
すだちはひと口でいただいてしまいましたが、もう少し考えて食べればよかったです。
 
タルト生地は全粒粉だったかな、素朴な味わい。
 
朝イチに素敵な時間を過ごすことのできる空間でした。
ちょっと時間がかかるところはありましたが、逆に言うとゆっくりのんびりできるお店ですね。
 
ランチも人気のようですが、個人的にはコーヒー+スイーツのカフェ利用がしっくり来そうです。
フレンチプレスがツボにハマりそうでしたし、エスプレッソ系のドリンクもあるようなのでまた機会をみつけて試しにいきたいと思います。
 
ごちそうさまでした!

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