6月2日(金)、今月も寿司大さんへ。
朝イチなら、もう並んでいる間に気温が気にならないくらいの季節になりましたね。
逆に日中は対策をしないと熱中症が怖いくらいかも。
ここ数年くらいでいうと、出足も落ち着き気味な印象。
無事に1巡目で入ることができました。
おはようございます!
今月もよろしくお願いします。
この日は握りオンリーで、ネタのラインナップを伺って最初の注文を決めます。
季節の物と、青魚、あと気になったものをお願いするようなイメージがまとまってきました。
初めて築地に来たというお客さんに「築地で買うべきお土産」を聞かれたYくんが、
「寿司キーホルダー」と答えていたのが印象的でした。
最初にアラ汁が登場。
大きめの海苔が存在感アリ。
お寿司屋さんの海苔は侮れませんからね、薄くても厚みのある香り。
そしてそして、今回1貫目でお願いしたのは・・・
気仙沼の鰹、のいい部位!
砂ずりと呼んでいいのかな?
初鰹特有のストレートに強い酸味はなく、しっかり乗った脂が軽やかでさわやかといった印象。
食べたことのないような食感、味わいでとてもよかったです。
続いて鰯、シマアジ、"イワシ"と"シマ"ですね。
・・・極妻?・・・それは岩下志麻!
こちらは極旨!です。
入梅前のまだ走りの鰯ですが、しっかり脂の層が見えています。
ピークまでいくと「脂乗り過ぎ」とおっしゃる方も結構いらっしゃいますから、今くらいがある意味最盛期と言っても過言ではないかも。
お!脂あるな!
と思わせつつ、青魚の中でも青魚らしい鰯の骨ばった魚の香りがしっかり主張。
何ともバランスのいい脂乗り。
身の融け方も、身の食感が舌にちゃんと当たってほぐれて崩れるよう。
いやいや、いい時期にいただくことができました。
まあ個人的にはどこまでも脂が乗ってくれて構わないので、また次回も楽しみにしたいと思いますけど( ̄▽ ̄)
シマアジ。
わさび醤油でお願いすることが多いのですけど、今回は梅肉で。
シマアジって「白身魚の味わいに近い青魚」だったか「青魚の味わいに近い白身魚」だったかときどき混乱してしまうのですけど、正解は前者。
今回青魚シリーズの中で注文したことをいい機会にしっかり記憶しておこうと思います。
玉子を挟みまして。
鯖。
夏場は基本的に胡麻鯖になりますが、まだ真鯖でした。
脂は少ないものの、身の味をくっきり感じられますね。
このくらいだと煮たり焼いたりには向かないでしょうから、寿司大さんの朝イチに軽い〆具合でいただくのがちょうど良さそうでした(^^)
鹿児島の鯵。
ちゅるとろっとポップな食感、ほどよい脂乗り。
寿司大さんの煮切りは夏でいうと鯵、冬なら鰤あたりとの相性が特にいいように感じます。
続いての青魚シリーズはさごち、子どもの鰆ですね。
さごちも脂は弱いものの(さっきからそればっか)、とても柔らかな身質。
水分量なのかな?
口どけのいい食感に、味わいはシャープ。
最後はこの日のテーマを忘れて、アマダイを。
ちょっと久しぶりに注文したように思います。
昆布〆になっていて、結構日によってブレがあるように思いますが、この日は水分が抜けて引き締まった食感になっていたように思います。
思ったよりさっぱり〆となりました。
というわけで今回はすっかり変わった季節を堪能できたように思います。
次回はどんなテーマになるかな??(^^)