lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「八千代」で車海老(あたま)フライ。

7月29日(土)、この日はお財布を忘れることなく築地へ。
 
この日は八千代さんに決めていましたが、開店時間前に既に店内満席。
15分ほど待って入店できました。
 
火・木・土限定のチャーシューエッグのある日だったので、大半のお客さんがそれ。
あとは海老・アジ・ホタテのC定食がちらほらいらっしゃるような感じでした。
 
僕はどちらでもなく、ずーっといただいてみたかったメニューを注文。
 
以前は単品注文だとお新香が出なかったと思うのですが、最近はいただけるようになっていますね。
 
たまたまかな?
 
お願いしたのは車海老(あたま)フライ(1300円)。
 
築地の定番「カツ丼(あたま)」といえば、カツ丼の上だけ、すなわちカツを卵とじにしたものを指しますが、
こちらは車海老フライを卵でとじたもの。
 
一般的な感覚で言えば「特大サイズ」の八千代さんの豪快な海老フライ。
 
皿の青、出汁の赤茶、卵の黄色、三つ葉の緑に海老の赤。
 
想像していたよりは衣にカリカリしたところは残さない仕上がり。
 
とはいえご覧の通り、殻付きで揚げてあるので、カリカリどころかバリバリガリガリいただきますよ。
 
個人的なイメージですが、八千代さんはちょっとだけ良い卵を使っている気がしています。
 
白身のコシといい、黄身のコクといい。
 
目が合うと情が移るので、伏し目がちに…
 
なお、正しい食べ方につきましてはこちらに詳しく解説してくださっているのでご参考にどうぞ。
 
僕はもう、頭をバキ、身をブリッと、最後に尾をバリバリ。
 
八千代さんの衣は、出汁が浸みてもダレダレにならない芯の強さがありますね。
出汁の甘さは玉ねぎを活かした程度のもの、甘さというよりは衣から浸み出た油のコクでまろやかに仕上げてあるような。
何といっても海老が大振りながら大味ではない、いい香りのする海老でしたね。
 
殻や骨をバリバリやっていると「痛くないの?」「傷付かないの?」と聞かれることがありますが、正直痛いことや、傷付くこともあります。
そんなときに思い出すのは、某大人気海賊漫画の1シーン。
魚の骨が喉に刺さった主人公に対して、副船長の剣士が、
「バカだな。喉を鍛えねえから魚の骨なんか引っかかるんだ」
のひと言。
魚の骨が刺さるたび「まだ鍛え方が足りないな」と思うことにしております。
 
そんなどうでもいいことを考えながら、ムシャムシャ食べ進めてごちそうさまでした!

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