日中暑くなる季節はやわらかいチーズの持ち運びに不向き。
ということで最近はハード系中心に買うことが多くなっています。
しかし先日は、初めての白カビに出会ってしまったので思わず購入。
食べたことのない食感、味わいで後悔はありませんでした。
一期一会ならぬ"イチーズ一会"ですね。
シャウルス。
フランス産の、背の高い白カビチーズ。
名前の由来は、作られている町の名前。
町の紋章に猫(シャ)、熊(ウルス)が描かれていることからこの名前なのだそうです。
ガワがかなり分厚いのが特徴的。
バスッと乾いた強い歯切れ。
熟成が進むと外側からクリーミーに緩くなってきます。
塩気が強めで、酸味と少し苦みがあって、イメージしたのは梅干し。
「海外の人が食べられない日本の食べ物」というと納豆が筆頭に挙げられますが、前々から個人的には、
「梅干しも結構強烈だよな…」
と思っていたのですよね。
でも今回このチーズをいただいてみて、梅干しに近い味わいっていうのは案外海外にもあるのかもしれないなと考えを改めることとなりました。
そんなシャウルスは2,200円/個。
熟成によって食感も味も大分幅がありそうなので、またタイミングを見計らって再挑戦してみたいです。